ABC

2階の個別指導塾で先生と生徒の間に、静かに生まれそうな恋心。

心の中に浮かぶ字たちを、頑張って文章におこす。

ゆるゆる微ヤンデレ・微メンヘラが垣間見える、中性的男子＝紅と、世話を焼く女子＝紺のゆったり？まったり？ほのぼの？日常です。 こちらは未完成作品です。正規版は【改】の方です。(_…

スマホの中は誰にも見られたくない。たとえ家族であっても、同じ部類に入るような親友でも、スマホの中だけは見られてはいけない。決して見せることができない。 ユキは、揺れる電車の中、…

オレにはママがいない。 父には、ママはオレが生まれてすぐに、オレと父を残して死んだ、と言われた。 父は決してオレが部屋に入ることを許してはくれなかった。 だから、父が留守の時、…

関西弁、上手に使えているか不安です……。by 作者

咲夜の突然のその宣言に空は目を丸くさせた。 そして、続けて「俺、お前が心配なんだ」と言われ、空は紅潮した。 「きっと、お前はこの高校生活で精神が壊れてしまうと思うんだ。いや、精…

強い雨のせいで、前がよく見えなかった。 私は黒いコートを着た大柄な男の人に当たってしまった。 見上げたその顔は推しだった。 「また会えたらいいな」 そう推しに言われた。そし…

たとえ、叶わない恋でも、私はずっと先生が好き。 先生が結婚していることは知っている。 それでも先生が好き。 優等生は、この叶わない刺激的な恋から抜け出せられない。

グレたカナちゃんは、昨日までのカナちゃんとは対極にいるかのように違った。 足早に帰るカナちゃんを僕は帰路で必死に止めようとしていた……。

赤ちゃんと私。

ナナちゃんはいつも、親友のミクさんからの返信を待っていた。ミクさんの返信の頻度が極端に減っても、その少ない返信をずっと待っていた。 たとえ、俺の思いを犠牲にしても、ナナちゃんが…

最近、線状降水帯の影響で大雨が続いている。

突然やってきた転校生、宝（たから）は、右目に黒い眼帯をしていた。照華（てるか）は、ひどく興味をそそられた。彼の名前とその眼帯の奥にどんな瞳があるのかを知りたくなった。 【こ…

その日、再会した私たちは事故にあった。

僕は、彼女の泣く姿に惹かれた。

この世界では、僕たちは、二つに分けられる。 一つは「人間」で、もう一つは「人狼」だ。 人間国に住む、ガルイとリアナは一週間に一回ー日曜日にある人狼ゲームのために準備をするのが日…

自信を失っていくあたしには、彼が必要でした。 それなのに、それなのに。 Rが、Rが、あたしの彼を奪ったのです。 あたしの彼を返してください。 あたしは、あたしは、彼のことを好…

主人公ーセイは、ある日から突然学校に来なくなった同級生のルイを心配して、ルイの家を訪れた。 そこで、セイは、ルイの衝撃の姿を見ることとなる。 なんと、彼女は、「オオカミウイルス…

いつの間にか寝ていた主人公は、目を開けると 自分が知らない部屋にいることに気づいた。 （ここ、どこ……？） 混乱する中、とりあえず逃げようと考え、走り出そうとするが手に付けら…

ずっと生きる意味を求めていた。 “自分は何のために生きているのか” ―その意味が明確にないと、私はもうどうしたらいいのか分からなかった。 小さい頃からの誹謗のせいで、主…

何もかも嫌になり、生きる意味を失った男勝りな女の子―チッサは自殺を企てる。 だが、それはウザいあいつによっていつもいつも邪魔をされてしまう。

「他人と同じ」というのを嫌い、協調性のない私、アイカは、楽しい高校生活を思い描いていた、はずだった……。

好きな人がおらず、全くモテない23歳、チルは 現実の世界で恋をすることを諦めました。 そんな彼女が恋をしたのはなんとスタンプのキャラクター！？

「……私の心も見透かしてみてよ」——悲しい目をしてそう言った君 言われたあの日からその言葉が俺の頭から離れない。 ―—君の瞳は一体何を捉えているんだ？　 　　その言葉は、君の…

ウィン族は翼を持って生まれる。だが、なぜ生えてくるのかは長い間、謎に包まれたままだった。 ある一家に生まれた待望の女の子は、片方の翼が中央部分で裂けていた。一家は、それを口外せ…