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『超実力主義魔法学校』連載はじめました

『超実力主義魔法学校』
https://kakuyomu.jp/works/16818093092023551802

魔法がたくさん出てくる異世界ファンタジーです。
恋愛ばかり書いてきた私ですが、今回は恋愛要素は特にありません(この二人がくっつきそうというのはあるかもしれませんが)
テーマは、魔法と友情。

この作品を掲載しようかどうか、すごく悩みました。
なぜなら、ものすごく長くなるから。
私が過去一長く書いた作品は14万字です(カクヨムに一番最初に投稿した作品なのですが、伏線を張りすぎてわけがわからなくなったので闇に葬りました)
魔法学校は14万字は軽く超えるので、「書き切ることができるだろうか……」と不安でいっぱい。
でも、やるしかありません!!
そういうわけで、予約で「えいっ!」と投稿しました。
掲載され、作品フォローとコメントが届いたのを見て、後戻りはできないぞと覚悟を決めました。
頑張ります!!

さて、話は変わりまして。
三連休に妹と子供たちが遊びに来ました。妹は本好きが高じて、本屋で働いています。
本についていろいろと聞いたので、書いてみます。あくまでも妹の主観ですので、違う意見もあると思います。ご了承ください。

まずは、十代はラノベを読まない。なぜなら異世界に没入できないから。十代は現代恋愛とホラーの二択。
異世界に興味が出てくるのは、社会人になってからなのかも(これは私の意見)
で、これは年齢に関係ないと思うのですが、現代は想像力が欠如している人が多いので、自分の世界にないものを「わからない」で切り捨てがち。
本が好きで、自分の知らない世界に触れたい人のための本。
本が苦手で、読みやすくて理解しやすい本。
どっちも必要だと思いました。
だから、テンプレとか王道とか、ありふれているストーリーとか。そういう作品も活字人口を増やすためには必要なんだなって。
本が苦手な人の導入となる作品は、現代恋愛や泣ける小説やホラーのような身近にある世界だったり、読んだことがある世界(たとえばシンデレラストーリーとかね)になるのかなって思いました。

妹の子供が本が苦手なのですが、初めて「これおもしろい!」って興奮していたんです。ホラーです(近畿地方ではありません)
借りて読んでみたら、最初はおもしろかったんです。でも読み終わった私と姪っ子、ポカーン😶
盛り上げたい気持ちはわかるけれど、強引すぎ。伏線を回収して綺麗に終わらせつつ、ホラー風味で終わりたいんだろうけれど、ご都合主義。
ご都合主義、読者にとっては熱が冷めるってわかりました。
恋愛において、ヒロインがピンチになったらヒーローが助けに来る。それはお約束としていいんです(通りすがりのおじさんが助けたら、ええっ💦てなりますからね)
作者の意図が見えるご都合主義(読者に怖がってほしい。前半に出した伏線を回収したい。綺麗に終わらせたい)それが見えてしまうと、本の世界のリアリティが薄れてしまうなって。
「おもしろい本は最後まで読ませる力がある。おもしろくない本は途中でぐだぐだになる」
と妹が言っていましたが、最後まで読ませる力って、ホラーなら見せ場や緩急の付け方。ミステリーなら謎の提示や解決の糸口。恋愛ならトキメキとハラハラ感のバランスとか。
ベテランの作家さんはそういうのや、物語の締め方が上手ですよね。

でね、売れている本ってありますよね。
私が「泣ける青春小説で売れたら、読者はその後も泣ける青春を期待しちゃうよね。でも作家も年を取るから、いつまでも青春ものって書けないと思うんだよ。どう思う?」と聞いたところ、
「同じ作風の方が売れるけれど、それが続くと読者は「またか」「似たような話」って飽きてくるんだよね。だからって違う作風にチャレンジすると、ついてくる読者とついてこない読者がいるから、売れるとは限らない」
作家って大変😭(ちなみに文章の最後に顔文字をつけるのを姪っ子に見られて、ダサいってドン引きされた。若い子の感性についていくのって大変!)

12件のコメント

  • 参考になりました🙏

    私は底の底辺作家なので、これからもっと修行しなくちゃと思います。
    才能の問題もあるけど、、、。
  • 彩広さん、コメントをありがとうございます。
    一番大切なことは自分を見失わないことだと思うので、彩広さんらしく活動していっていいと思います。
    彩広さんには自由に楽しく、カクヨム活動をしていってもらえたら…って思います🤗
  • そわ香さん、こんにちは! おぉ〜、新作は長くなるのですね! そわ香さんは筆力があるから、大大大長編になりそうですね笑。

    わたしもこの夏、魔法学校ものを角川つばさ文庫向けに準備していました。でもやはり新作に手が回らず、ひとまず連載小説に集中することに決めました…。そわ香さんが「魔法と友情」を描くとどんな物語になるのか、楽しみです。

    後半の妹さんのお話、とても参考になります。心のアンダーラインをいっぱい引きながら読みましたよ。「前半に出した伏線を回収したい。綺麗に終わらせたい)それが見えてしまうと、本の世界のリアリティが薄れてしまうなって」。なるほど確かにそうかも……
  • そわ香さん、いよいよ新連載の開始なんですね。つい先日ショートストーリーを完結させていたのが嘘のように、次は超長編になるんですね。そわ香さんのバイタリティに脱帽です。

    次作は魔法学園ストーリーなんですね。とっても興味のあるジャンルです。賢いヒロインコンテスト募集のバナー広告に取り上げられていた作品が「ひきこもり瑞兆妃伝」と「サイレント・ウィッチ」だったので、どちらかにしようと思って中華後宮物語にした経緯があります。魔法学園物も書くことを検討したジャンルですので(実際に書けるかどうかは別)何だかうれしいです。

    ご都合主義展開の作品に関するくだりは、正直、身につまされる思いです。特に「盛り上げたいのはわかるけど」の部分は読んでいて泣きそうでした(>_<) 思い当たる節はいっぱいありますね。ですが自分の作品を面白いと思ってくれる読者がいることを信じて、最後まで読んでもらえる作品に少しでも近づけるよう努力していきたいと思います。

  • やなかさん、コメントをありがとうございます。
    新作はラストが決まっているので、そこまでちゃんと書きたいのですが、そこに至るまでがながーい!
    キリのいいところはないので、ラストまで書き切らないと!
    やなかさんの雨雨作品は、どこかに出したりするのでしょうか?その作品もある程度の文量になりそうですね。
    角川つばさ文庫。来年用に今からコツコツと書いたらいいと思います!あ、でも雨雨があるのか。
    うーん……神様、やなかさんに時間をあげてくださーい!!

    妹の話は、ベテラン作家とそうでない作家の違いかもしれません。
    伏線回収と綺麗に終わらせることはとても重要なことですが、それがうまい作家と、強引でご都合主義な作家と。
    妹はラノベは読まなくて一般文芸なのですが、湊かなえさんと辻村深月さんがうまいと言っていて、「そうですよね……」って思いました。
  • あおしすさん、コメントをありがとうございます。
    私は忙しい人間ではないので。会社勤めをしながら作品を書いている人を尊敬します。
    暁蕾の誕生には、そのような秘話があったのですね!
    あおしすさんの魔法学校というと、禁断の百合作品を思い出します。百合カップル、エロスでしたね。
    また違った魔法学校、読んでみたいです!暁蕾作品が完結したら次は……どうでしょう?

    気軽に書けるのがWEB小説の良いところであり、でも市場に出る作品となると厳しい目で見られるわけで。カクヨムのレビューは優しいですが、電子書店のレビューは恐ろしいですよね。
    私もあおしすさんと同じで、自作品を面白いと思ってくれる読者のために努力したいと思っています。
    おあしすさんは書籍を出しているので、思うところがたくさんあると思います。
    お互い頑張ろうね🥹
  • コロナ禍の時は陽キャ(?)もラノベを読むようになり、俺TUEEEEやリア充主人公が流行ってましたね🐱

    レビュー書きましたが、気に入らなかったら直すので教えてください。
  • 神霊刃さん、コメントをありがとうございます。
    小説より漫画の方が読者数が断然多いので、漫画→原作ラノベという流れの人が多いのかなとは思います。
    レビュー、いつもありがとうございます!!(๑>◡<๑)
  • そわそわちゃん。
    いま、帰宅してログインしてびっくり‼️
    素敵なレビューをありがとうございますm(_ _)m

    聖書ホラーってあるようでないので、奇をてらってみました。
    そこに触れてくださり嬉しいです。
    いつもレビューをいただくばかりで心苦しいです。感謝♡

    そわそわちゃんの作品楽しみにしております。
    中旬からですね。了解です🫡
    取り急ぎお礼まで。感謝を込めて 星都ハナス✨
  • ハナスさま

    わざわざお礼をありがとうございます。
    タイトルが人目を引きますよね。聖書ホラー。ホラー好きの心をくすぐります。
    ハナスさん、文章を書くのが上手だなって感心しました。
    これからどうなっていくのか予想できませんが、その分新鮮な驚きが待っていそうです。
    続き、楽しみに読ませてもらいます(^ ^)
  • そわ香先生、改めてこちらも読ませていただきました!
    どんな本を読んでるかという考察はなるほどですね。ファンタジーや異世界ものは読み手に想像力が求められつつ、その想像することを楽しめるか次第ですね。私も最近ようやく楽しめるようになったかもです(笑)また作者のご都合主義が読者の熱を失わせるのは、強引な仕掛けが見えてしまうのは残念ですね。あと個人的にはWEB小説ではグダグダになっても完結してほしいですね。色々作者様のモチベーションなど要因かおると思いますが。

    さて今回の魔法学校の連載、超大作で毎話新鮮な驚きに出会えて感謝です。これからも楽しませていただきますね。引き続き応援させていただきます(^_-)/
  • @rosso_neroさまへ

    こちらにもコメントをありがとうございます。
    勢いのままに書いたものなので、いま読み返すと恥ずかしいのですが。どうすれば本が売れるようになるか、妹と語り合っています。
    私が小説を書いていることは、妹には言っていないのですが。

    WEB小説はグダグダになっても完結してほしい。
    そうですよね。
    以前交流のあった作者が「読まれないから」とカクヨムを退会してしまって。
    「私は読んでいたんだけど?」と悲しかったです。
    大勢の人に読まれたいという願望は私ももちろん持っていますが、読んでくれている一人を大切にしたいとも思っています。
    魔法学校。一人しか読んでいないとしても、完結まで頑張ります!
    作者のご都合主義は、話を広げすぎて終わり方が強引というのが多いかなと思います。あとは話を盛り上げるために伏線をたくさん張って、回収するのが無理矢理とか。
    ご都合主義にならずにスムーズに完結に持っていけるのが、作者の技量ですよね。

    @rosso_neroさんとは「君の隣が好き」が出会いだったので、現代恋愛が好きな方だと思っていました。
    なのでファンタジーを読んでくれたときは、びっくりしました。
    魔法学校を楽しんでもらえているなら、嬉しいです!
    読んでつらい感じにはならずに、楽しくストーリーを進めていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
    いつも応援をありがとうございます(*'ω'*)
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