カクヨムコン9の結果発表がされましたね。
受賞した方々、おめでとうございます。
受賞しなかった方々もお疲れさまでした。
私の応募作品。たくさんの人に読んでもらえて、おもしろいと思ってもらえて、幸せな作品だなって思います。
カクヨムだと、コメントやレビューで読者の気持ちが伝わってきます。
エブリスタだと1日に1スターを押せるのですが、ノアナ作品に200近いスターを押してくれる人がいて(つまり200日!)
書籍という結果にならなくても、WEB小説として楽しんでもらえているっていうことが嬉しいです。
前まではコンテストの結果で落ち込んでいましたが、今は作品が世に出た後のことを考えています。
それは「王子様の恋人になるお仕事はじめました」がコミカライズになって配信されたというのが大きくて。
配信先のレビューを読むと複雑な心境になります。でも作品が世に出たら、その作品は作者の手から離れて読者のものになる。だから、読んだ人が感じたこと、それがすべてだと思います。
で、おもしろいなって思ったレビューがあって、
「いい人たちばかりでつまらない」
「いい人たちがたくさん出てきて、安心する」
という相反するレビュー。評価って、その読み手次第だなと思うわけです。
どんな傑作を書いても、満点の評価がつくことはないのでしょうね。
だからって自分の好きなことを書くといっても、それが相手側とずれていたら難しいなと。
自分の中にあるものと、世の中の人々が求めているもの。それらを擦り合わせながら書くこと、私はけっこう好きです。まだうまくいっている感じはしませんけれど。
でも書き続けることで、いつかピタッとハマる作品が作れたらいいなって思っています。