水縹 こはる

リレー小説という形をとって、文通で繋がる男女を描く、切なくて優しい恋のお話です。 こちらの羽間慧さんの作品では、夏帆という女の子の視点で物語は進んでいきます。 引っ込み思案で、…続きを読む

リレー小説という形で交互に描かれる、もどかしくて、でもどこか応援したくなる、そんな優しいお話です。 こちらの薮坂さんの作品は、海斗という男の子の視点から描いたものになっています。…続きを読む

静かで美しい清流のようなお話ですが、川の流れは強く、一度読み始めると最後まで止まることはできません。 一人称でえがかれる女の子たちは等身大の想いを抱えており、一極だ…続きを読む

まず、なによりも地の文が心を掴みました。繊細でいて写実的。言葉のテンポも心地よくて、流れるように呼んでしまいます。しつこくない表現の数々は「洗練」とでも言いましょうか、読むものを…続きを読む