続けるということは力であり、同時にその証明です。
……私のは、終わらせるべきところを終わらせずにきただけですが。
いのちの意味など、だれも見出だしたことはありません。「愛しいあなたに出会うため」「神を信ずるそのために」ましてやエントロピーがどうのこうの。黙っててください。過去を否定するために、少なくとも、私は生きてはいません。
続けてきたことは、二進数で表すデータの量に関わらず、大きくなっていくものです。
時の経つほどに。比べようもないほどに。取り返しのつかないほどに。
位置エネルギーなるものを認めるのならば、継続のエネルギーもまた科学的に認めなければならないでしょう。
……話が逸れました。
圧倒され続けて手が出せなかった、とある作品を、とうとう読む決心がつきました。
私としては純粋に、良いと思ったものへハートを差し出したいだけなのですが。しかし現実にはシステムは私の逡巡や惑いを推し量ってくれるわけでもなく、時期外れの通知爆撃をしてしまうことになりそうです。
ですからどうか作者様は、惑わされずに、いち読者をそれだけのものとして知っていただけると幸いです。
……嬉しいんですが! 嬉しいんですが!!!
(自分の文責として、名前をじぶんで書きたいと思うのに、システムに邪魔された気になるのは我が儘なのでしょうね)