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Out Of The Silent Planet

『覚醒器官』更新致しました。
元号が令和に変わってはや一月弱ですが、ようやくカクヨムでの活動を本格的に再開出来そうです。

さて、今回はようやく話を進展させられました。
ストーリーの位置的には、ポケモンで例えるならようやくオーキド博士に会えたくらいです。つまり全体で見れば全然進んでません。

しかしようやく描きたい世界へと届きつつあるので、それらを書けるんだと思うと我ながらワクワクしてきます。

さて、作中にて今いる場所の人間たちがどこかへと姿を消したのが明かされましたが、そこについて補足です。

元々、DV被害にあっている女の子の話は書かないつもりでした。
いくつかの家庭を取り上げ、様々な理由から姿を消したのだと表現するつもりだったんですが、思いの外女の子の話が長くなってしまったため、二世帯だけに留めました。

他のお家でも、過程は違えど同様に姿を消しています。
中には自然死とか殺人とか、ある意味で「自然的」な消失もあったでしょうけれど。

女の子の話は極端な例ではありますが、物珍しいものでもないです。
詳細はまだ明かしていませんが、「カタストロフ」が起きた当時が2050年かそれ以降なのは間違いありません。

つまり2019年現在よりもテクノロジーは発達していますが、社会が抱える問題はそう大きくは変わっておらず、またDVだなんだと下劣な行為を働くクズはまだまだ沢山いるのです。

時代は確実に変化していきますが、そこに生きる人間たちはそう様変わりしていません。
未来といえどそんなもんだと思っています。

今回の更新では、人間そのものを否定し侮蔑するようなシーンが多く出てきますが、作者自身はそこまで極端に悲観しているわけではありません。

そりゃ人間の嫌いな面だってありますが、しかしだからといって人間みんな死ねば良いとまでは思っていません。
ほとんどの人間は善良であると信じたいし、幸せになってほしいです。

でもその一方で、もう絶滅するしかねぇんじゃないかと思うくらいウンザリする時もある。
皆さんも似たような感じじゃないかなー、と思ったり思ってなかったり。

これから物語はどんどん進んでいくと思うので、またお読みいただければ幸いです。

それではまた!

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