かなり初期に発表した(2、3日前だけどな)『落穂拾い』が面白い、続きが気になるとの感想をいただき、嬉しくなった勢いのまま続きを書き上げました。
楽しく会話劇を進めながら、ネーミングやセリフにも駄洒落を組み込み、二人の話を一段落させてみました。
感覚はひとそれぞれ違うもので、誰かにとって面白いものが他の人にはそうではないかもしれない。それでも、幸運なことに、時宜を得て(僕にとって)良き読み手に恵まれることができました。
僕は、自分で書いたものを読み返しても自分で笑えるように心がけているのですが、今回の『落穂拾い 帰る』は全編通して特にお気に入りです。
こんなことでもなければ短編として『拾う』で完結させていたはずです。
少なくとも、僕に『帰る』を書かせてくれてありがとうございます。