どうも、めいき~です。(´・ω・`)
綴り間違ってたらごめんね、「胸に炎が燃えているか?」って書いたつもりなのよ。尚、燃えているのは値上げによって家計や財布。湿度と熱によって部屋の中だけとなっております。(ぇ
そんな訳で(どんな訳だ)、あたいとしてはちょっとお遊びがてらにこっちに書いてみようかな~とか思い立った訳です。あー、マイクテストマイクテストこほん……。
碧椿(あおつばき)←タイトルの意味ですが椿の花言葉は「誇り」碧という漢字にはいつまでも澄んだ心を持って欲しいなんて願いを込める事が多い。
※はい、雑学終わり
<本文>
小雨が僅かに頬を濡らし、涙を雨が拭いていく。
傘を差すには止みそうで、夜を僅かな桃色がさした様な白銀の髪がゆれ。その、表情を隠す。
遠くを見つめながら、ふとあの人の事を思い出し息をそっと吐いた。
いつも、微笑みながら手をとってくれた貴方。
その爽やかな、表情を思い浮かべ。
大地を僅かに湿らせ、色が変わっていく世界が視界に映るがそれ以上に彼への無事を祈る想いも色が変わっていくのを感じて自らの胸を押さえた。
今頃、汗や血にまみれた戦場に居るのだろうか。
怪我はしていないだろうかと、胸の上にのせた手を彼がくれたペンダントをふと握っていたのだ。
無意識……、だったのだろう。
それに気がついて、頬を染めながらただ無事を案じた。
少し前だったなら、それは幸せな時間だった。
彼が戦場から帰って来る度に、無事を喜び頬にキスをした。
そして、今その彼は目の前に横たわっている。
血を流し、手を伸ばし。もう、眼の色も消えていた。
どんなに戦場で強くとも、人はあっけなく死ぬ。
ましてや、彼女に不意打ちの様に心の臓を一突き。
「どうして……」男はそんな言葉を苦し紛れに言った。
「貴方が、浮気をしたからよ。隣村のリーンのお腹には貴方の子がいるそうよね?」
彼は苦しむだけで息絶えたが、死体の頭を踏み付けながら女は言った。
「ちゃんと、あの女もあの世に送ってあげるわ。私は貴方の幸せを心から願っているもの。ちゃーんと、確実に貴方と同じ穴にほおりこんで生きたまま。腹に子がいる状態で油をしっかりかけて焼いてあげる」
ただね、この世でその幸せを見せつけられるのは私には耐えられないから。
腐った丸太を処分する時、切り株に切り込みをいれてから油をかけ一週間じっくりと油を根元まで浸透させて火をつければ土の中に伸びている細い根も焼く事が出来る。だから、私の深い愛も腐ったなら火をかければいい。
念入りに、雨が強くなる中でスカートの泥など気にもせず人を入れられる穴を掘る。
ザックザックと、土を掘る音だけが辺りに響いて。
聖母の様な微笑みを浮かべながら、女が一人穴を掘っていた。
彼女にとって、「彼の幸せを願っている」という言葉は真実なのだろう。
ただ、それが彼の裏切りによってねじ曲がってしまっただけなのだろう。
いつしか、雨はどんどんと穴の中に入り込み。泥が、彼の姿を隠していく。
ゆっくりと、彼女は歩き出した。隣村に向けて、物言わぬ彼との約束を果たしに……。
<おしまい>
という笑い要素無しの、やつを書いてみたのですが如何でしたでしょうか?
涼めました?←台無し
あぁ、続きませんよ。(`・ω・´)ゞ
何でこんなもん書いたかって?、あこがれのあの人が近況ノートでチャレンジ気味にいい感じの奴書いてたじゃないですか。私もなんかやってみよっかなって♪
ではでは~(/・ω・)/