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皆様ありがとうございました。本日2/7でカクヨムコン8の読者選考期間終了です。

 タイトルに書いてある通り。
 本日2/7でカクヨムコン8の読者選考期間終了です。

 多くの人が「あれ? カクヨムコンって一月いっぱいじゃないの?」と思っているかもしれません。
 カクヨムコンってなにと思う人もいるかも。
 読専の方にとっては遠いイベントですからね。
 カクヨムコンの応募締め切りが一月末日まで。実は読者選考はそこから一週間あるのですよ。

 さて皆様応援ありがとうございました。
 エンタメ総合部門の応募作品全体の割合で見ても多かったみたいです。
 けれど私が応募している『引きこもりVTuberは伝えたい』は読者選考突破できると思います。
 皆様のおかげでカクヨムコン期間内だけでも評価数を三百近く上げています。
 これで読者選考で切られたら通る作品が百を切りますから多分大丈夫でしょう。

 カクヨムコンが終了した2月はカクヨム冬の季節です。
 読者数が一気に減りますからね。実は一月半ばから徐々に減っていました。むしろ十二月と正月休み期間が多すぎたのかもしれませんね。

 そして3月は『引きこもりVTuberは伝えたい』が属する現代ドラマジャンルがもう吹雪に晒される時代です。
 大変です。
 皆様引き続き応援のほどよろしくお願いします。

 なぜ猛吹雪に晒されるかというとKACが始まるからです。
 これも読専の方には縁遠いイベントですね。
 カクヨム公式がランダムなお題を出して、短編投稿を促す謎のイベントです。
 瞬発力を試したいのかもしれませんが、仕事している人は出遅れ必須で、三日以内に書けとかきつい。お題は(たぶん)十一個です。
 これでなぜ現代ドラマジャンルが猛吹雪かというと、皆が現代ドラマジャンルに短編を応募しまくるからですね。その中には短期間で評価星を百ぐらい稼ぐ作品もあり、ランキングが落ちまくる。一度落ちたランキングはなかなか浮上しない。
 現代ドラマジャンル応募作品は非常に被害が大きいイベントです。

 短編って読専の方はほとんど読まないんですよね。
 私もかなり書いていますけど、練習と実験の意味合いが強いです。

 KACは作家仲間のお祭りの色が強い。普段から自主企画をやっている人、色々と作品出している人、書籍化して名前の売れている人が強いイベントです。
 私みたいに作家クラスタから距離を取っているタイプにはきついですね。
 去年は練習のために一応書いてみましたが今年はいいかも……疲れるし、気の乗らないお題で書くとストレスだったので。
 でもこのイベントを楽しみにしている人も多かったり。
 私も現代ドラマジャンル以外で応募していたらもう少し楽しめたのかもしれない。

 さてさてアンニュイな話題はここまでにして『引きこもりVTuberは伝えたい』の今後の話題でも少し。
 と言っても最終章です。
 たぶん三月末かGW前には終わります。
 書く内容も決まっていますし、ここから大きくずれることはないでしょう。

 もう一つの近況ノートに詳しく書きますが、
『引きこもりVTuberは伝えたい』は非常に成功した作品です。
 私も内容には自信があります。
 それだけの評価を貰っています。
 ストーリー性、キャラクター性、メッセージ性、流行。
 この四つの評価項目の全てで高い水準ではないかと思っています。
 流行は「VTuber」モノというだけですが。

 評価がもらえているのであれば、終わらせずに続けるべきという考え方もあります。書籍化を目指す。人気があるから続ける。間違いではありません。
 でも一度区切りをつけたいと思っています。
 理由としては以前から何度か書いていますが大きく二つありまして。

 まず一つ目が「私が終わらない作品が嫌い」だからです。
 物語には終わりがある。
 終着点がある。
 終着点を見据えて物語が始まる。途中のエピソードは終着点のたどり着くために必要な道程。そして終着で全てのエピソードが帰結する。
 それが理想です。
 無理に先延ばしにすると物語の終着点がぼやけて、終われなくなります。
 続けることに意味を求めてしまいます。そして話がブレて物語が終わる頃には「最初の方は良かった」「後半はちょっと」と反省することになります。
 だから切のいいところで終わるべきなんです。

 人間はどんなに面白い物語でも飽きますからね。
 だいたい百万文字以上になると惰性で読んでいる部分が出てきますから。
 ちなみに『引きこもりVTuberは伝えたい』の完結までの予想文字数は八十万文字です。かなり多いですね。

 まあ一度終わったとしても、そこから新たな終着点を定めて、続編として新しい物語の始めることも可能です。
 最終章と書いておきながら、しれっと第二部を始めるかもしれません。
 ただ第二部を書くとしても構想期間が欲しいですし、新たな物語に切り替えるためにも一度終わりは設けます。

 二つ目の理由は初期構想にあった結末がこの最終章だからです。
 理由が一つ目と被っていますが。
 話ができたのが第一章と最終章が先です。
 間の2~5章は最終章に至るのに必要なエピソードだったから用意しました。
 書き続けるための余分がもうないんですよね。
 だから最終章で一度終わらせる。
 集大成としての最終章をお楽しみください。
 これで終わりたいんですよね。
 これ以上続けると終わらせ方がわからないですし。

 実は続きを書くのは簡単なんです。
 構想もできますし、自然に考えれば虹色ボイス事務所から四期生が出ます。
 後輩の誕生です。
 作中アニメの続編や劇場版の話もあります。
 でもそこから一連の物語としてのテーマと終着点を設けるのに、時間が必要ですので始めない。
 今回が最終章と相成りました。

 書籍化したいですね。
 書籍化が決まればたぶん続編を書くと思います。
 新たな物語を必死にひねり出してですけど。
 続きを書くことが書籍の宣伝になりますから。

 ただ純粋に『引きこもりVTuberは伝えたい』以外の長編も書いてみたい気があります。
 ラブコメジャンルへの挑戦ですね。
 長編の同時執筆は無理とカクヨムコンでは諦めたシンプルな長編ラブコメを一度書いてみようかと。
 そのあとはトレンドの先読みを意識して百合S系でも書いてみようかと。
 実は今の時代にあったS系の設定を思いついたんですけど、そういえば誰もやっていないなと。百合姫とマンガでもやっていないなら書いてみるかと思いまして。
 これで評価星千以上取れれば、なんか先駆者を名乗れそうな気がする。
 ただS系作品ってどこのレーベルが拾ってくれるんでしょうね。

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