もしかして業界的に百合推しの流れがきてますか?
女性主人公モノがヒットするのは前から。
百合作品も定期的に出ている。
そこまで露骨に百合ブームを宣伝しているわけではない。
でも百合系ジャンルで力の入った話題になるアニメが多いような気がする。
夏・リコリス
秋・ガンダム水星の魔女
冬・転生王女と天才令嬢の魔法革命
カクヨムに空前の百合ブームとかは来てないですし、ライトノベル業界が推しているわけではない。
でも今からラブコメ書くならば百合モノの需要があるのかもしれませんね。
アニメを見た人が百合作品をweb小説にも求める流れがあってもおかしくないですし。
それとも一周回って男の娘でしょうか。プリキュアの新シリーズが上は十八歳女性、下は十二歳男の子(シリーズ初男性プリキュア)とか攻めたことをしてますし。
近年カクヨム内で流行していた性的に過激なタイトル系はカクヨム公式が止めました。
次のトレンドとしてラブコメで百合の需要が高まるのかもしれません。
実は恋愛シュミレーションゲーム界隈でも百合モノが来ていたりしますし、ソシャゲも百合を匂わせるモノが出てきてます。
単にリメイクブームが2000年代に差し掛かっただけかもしれませんが。エヴァもちゃんと終わりましたからね。
2000年代と言えば様々なトレンドがあったんです。
今では当たり前に定着しましたが空前のギャルゲーブームの流れから「義妹」と「ツンデレ」が席巻しました。
この二つは定着してしまったので今更再ブームもないでしょう。
そして同じ時代(少し後ですが)に百合ブームもあったんですよね。
少し百合とはズレてますが「カードキャプターさくら」はすでに復刻されましたね。
最近webに移行したGsマガジンさん「StrawberryPanic」(キマシタワーの語源)も2000年代半ばですし。
もしもコバルト文庫さんの「マリア様がみてる」とかがリメイク再アニメ化とかされたら、業界が百合推し確定になるのですが。
ちなみに「マリア様がみてる」も「StrawberryPanic」も正確には百合ではなくS系ですね。
ギャルゲーなので再アニメ化もリメイクもないと思いますが、男の娘作品で「処女はお姉さまに恋してる」という作品もS系です。
S系は大正ロマンな時代に流行った作品系統です。
女性の社会進出の始まり。婚姻は親が決める。女性は家に縛られて抑圧されている。当時流行りだったミッション系スクールの寄宿舎などは親の目の届かないくつろげる場所だった。
そこで育まれる少女たちの逃避に似た愛と葛藤。あと大体が悲恋で心中エンドなどもあったりするのがS系です。俗にシスター系。
抑圧された良家のお嬢様が「お姉様」で天真爛漫な庶民の少女が「妹」です。
社会に閉塞感が漂い、抑圧されているときに流行るので間違いではないかも。
大体二十年周期と考えれば、百合がトレンドになってもおかしくないかもしれません。
あとこの流れに乗ってずっと流行している芳文社さんのまんがタイムきらら系はデータから外してます。あれはきらら作品なので。
男性ほぼ排除ゆるい百合の日常系ですね。
実はまんがタイムきらら自体が2000年代創刊で、萌え系で百合テイスト作品の流行を受けていたりします。
最近だとボザロがヒットしました。けいおんの再来(バンドの方向性真逆)。