ここのところ書かずに、読書している所なんだけれども、何故かというと、KADOKAWAのブックウォーカー読み放題が無料期間だから。
で、ラノベを読み漁る中で、創作のヒントを思いつくこともあったりするわけである。
色々な作品を読みながら思ったのは、割と隅々まで理屈や感情の論理を説明してんなぁと。
で、小池一夫先生の創作論の中にリドル――謎が読者の興味を惹き付けるというものがある。そんで、何が言いたいかというと、読者の興味が無いうちに長々と設定語られても読み飛ばしたくなる、ヒット作はそのへん先ずはキャラ立てして次に状況のリドルを散りばめ、読者の興味を惹きつつ、そのリドルに対する回答として設定を語っているのではないか?というものだ。
要は、回答を先に出してから問題を出すんじゃなくて、なんで問題起きてんだ?と思わせてから回答していくのが正解じゃないかと言う事だ。
当たり前の事なんだけど、意外と大ヒットに至らない作品は先につらつら読みたくない設定を語ってるなと感じたから書いたのである。
もちろん、興味を引く設定の語りというものもあるので、全く先行する説明が必要ないというわけではないけど。