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書きたい物の話をします

最近全然新作が書けていないので書きたい物の話をします。

交流企画専用の作品投稿サイト「シルク・クロス」。
シルククロスは企画目録をAIが管理する。主催は目録を作成し、禁止事項、許可事項などを選択してAIに托す。あとは、タグで紐付けされたキャラクターシートや交流作品をAIがチェックし、不備があれば通知がいく、と言うシステム。規約を守らないものは交流作品の投稿などが制限される。
ある日、「【星沈】星の沈む町で、あなたと【目録】」と言う企画目録が投稿される。こことは違う世界で、恋愛したり戦闘したりするファンタジー交流企画だ。興味を持って次々と参加表明をし、CSを投稿するユーザー。幾人かのユーザーは、その禁止事項の中に「唯一、最強、最弱設定」がないことに気がついたかもしれない。とはいえ、その禁止事項は常識だ。誰も作らないだろうし、作ったところで主催が気付くだろう。
そう思っていた。全員のCSが不備ありで突き返されるまでは。

「あなたのキャラクターシートには不備があります。必ず【最強】、【最弱】、【唯一】の内一つ以上を設定してください」

目を剥く参加者たち。身内同士は話し合って軋轢の起こらない設定をつけるが、企画初参加者は勝手がわからず混乱、交流企画において不遇だった者たちの一部はこれを機に無茶な設定を付ける。

一方、シルククロス運営に所属するマーケティング部の社員は、ユーザーとして【星沈】に参加していた。彼はシステム部の社員に連絡を取り、自らは交流企画を通して真相を探ろうとする。

って言う。
交流企画とかよくやってたんですけど、AIが管理してくれたら楽だなってずっと思ってて、じゃあ交流企画で起きる事件って何だろう……と思ったら「最強、最弱が禁止ではない」かなって。

別に、企画の闇を書きたいわけじゃなくて、何て言うか「決まりとごととはなにか」みたいな話をしたい。私たちはどうして決まり事に縛られるのか。決まり事を守ろうとするときに何が起きているのか、みたいな。

って言う、感じです。
ずっと前から書きたくて温めてたんですけどね。なかなか着手できず。
もし連載始めたら読んでやってくださいませ。

コメント

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