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花の散る里、連載開始

 「貴色」連載中ですが、源氏物語サイドストーリー「花の散る里」も連載開始します。
 題名を見ればピンとくる、あの地味めな女君を描きます。
 「貴色」と同じく更新は不定期です。
 よろしければご一読下さい。

2件のコメント

  • 真夜中さま

    おはようございます。
    今「花の散る里」を読了いたしました。

    ゆっくり味あわせていただこうと思っておりましたのに、次へ次へとスクロールが止まりませんでした。

    こうしてノートにお邪魔するのは初めてかもしれません。

    最初に「藤の庭」を拝読したときの衝撃は忘れられません。なんて素晴らしい物語を綴る方なんだと感動いたしました。
    『あさきゆめみし』を読んだ程度のミーハーな源氏物語ファンのワタシに新しい源氏の世界を見せてくださいました。

    以来、いくつかの御作品にお邪魔しております。

    今回は花散里。
    若い頃なら(笑)、彼女になりたいとは思わないのでしょうけれど、源氏の寵を争う最前線からは引いた位置で源氏を愛し、源氏からも愛された花散里。
    ゆったりと寛容に、源氏も、その周りの女君も、そして自分の負の感情すらも穏やかに受け入れた花散里。
    最期を迎えるのに源氏の庵にたどり着くというのが彼女の唯一の望んだことというのが、「なるほどねー」と唸りました。

    素晴らしいの一言です。
    少し感情を整理してからレビューさせていただきますね。
    ありがとうございます。
    お邪魔しました。
  •  藤の庭を書いたときには私も花散る里は掴めていませんでした。
     とても地味なのですけれど彼女は六条院の夏の御方に据えられるほど源氏に重んじられた人なのですよね。ひとりひとりの女君にむきあって耳をすますうちに、やっと私の中の彼女の声が聞こえてきたように思います。
     源氏という「男」の最初から最期までを見届けた女性、というのが私の中に定まった彼女という人となりました。
     いつも素敵なレビューをありがとうございます。
     藤の庭のレビュー以来、大変励みになっています。
     自分の書いたものが人の心に届いたという実感と感動は言葉につくせません。
     今回も楽しみにさせていただきます。
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