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記憶喪失の元最強傭兵(以下略)について

 こんにちは、邑樹です。ネット上ではにょりという名前でもいろいろ活動しています。

 さて、この度、カクヨムにて拙作の発表をさせていただく運びとなりました。
 今回はこの作品について、軽くご案内をさせていただければと思い筆を執った次第です。

 今作はもともとは「魔術師アテナの事件簿」という適当な仮タイトルの元に執筆を開始しました。
 産業革命後くらいの近代文明を持つファンタジー世界を舞台としており、世界観構築に関してはラノベ黎明期におけるファンタジー作品の名著「魔術師オーフェン」の世界観に強く影響を受けています。

 一方でキャラクター造形や文体についてはまた別の作品、作家の影響を受けており、特に1980年代から2021年頃まで活動されていたミステリ作家の樋口有介氏の影響を強く受けています。

 ラノベ的に著名な作家でいうと、「氷菓」で有名な米澤穂信氏が近い作風であるとのことです。
 といっても、失礼ながら僕は米澤穂信氏の作品は読んだことがないのであくまでもそういった意見があるという程度のものですが……。

 また、キャラクター造形や語り口には涼宮ハルヒの憂鬱で有名な谷川流氏の影響もかなり強く受けていると感じます。
 前述した樋口有介氏に関しては僕がとにかく氏の文体やキャラクター造形が好きなので僕のほうから寄せているくらいですが、谷川流氏に関してはもろに影響を受けている、引き寄せられているといった具合です。
 当時、初めて涼宮ハルヒの憂鬱を読んだ時のインパクトがすごすぎて、完全に刷り込まれています。
 本当に革命的な文体・狂言回しでした。

 本作はラノベ風ファンタジー小説の皮をかぶった青春ハードボイルドミステリであり、美少女や美女はたくさん出てきますが、いわゆる萌え要素は少なめです。
 ただ、ミステリといっても複雑なトリックが出てくるような本格ミステリではなく、あくまでも地道な捜査と考察で犯人を追及していく火曜サスペンス劇場的なスタイルのミステリとなります。(そもそも火サスと言って伝わるのか……?)

 作品自体はすでに中盤を超えたあたりまで書き終えており、加筆修正等も現段階では考えていないのでそこまでは順次投稿していけると思います。
 後は投稿ペースに対して残りの執筆が間に合うかどうかが投稿を継続できるかどうかのポイントになりそうです。
 いちおう大筋の話の流れは完成しており、最後まで書き切るつもりではありますが、投稿頻度については後半失速する可能性があることをご留意ください。

 最近の流行とは明らかに外れた作品ですが、1990年から2000年代くらいに流行ったラノベが好きな方や青春ミステリが好きな方には刺さるかもしれません。
 完結までおおよそ15~20万字くらいを予定しておりますので、よろしければ最後までお付き合いいただければ幸いです。

 今後ともよろしくお願いいたします。

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