後日談となるエピローグ1話を公開する予定ですが本編としては完結です。
近親婚の連続でしたが、これは以前実家で飼っていたインコ文鳥の番がどんどん増えていくのを見ていたのでこの設定にしました。
鳥は刷り込みという初めて見た相手についていくという習性があり親子愛が強い印象がありますが、巣立ちが終われば個になってしまいます。近親交配という概念も無いでしょうし、メスが産んだ卵からどんどん雛が孵っていきました。
近親者しか居ない籠の中だったからかもしれませんが自然界でも同じなのではと思っています。
主人公が丈夫な子が産まれないと言ったのは、世代を重ねると雛が孵る割合が減っていったからです。別の個体を籠に入れたりしましたが、もとの籠にいた鳥たちと距離を置かれて仲良くなりませんでした。そして全ての個体が寿命で亡くなって家の縁側にあった鳥籠は無くなりました。