ペンのひと.

白骨化した長髪に、ドロリと腐った白目をむいた、どこにでもいる高校１年生男子。骨と皮ばかりの呪われた体。そんな亡者属性の俺ですが、学園で出会った勇者属性美少女ヒロインのおかげでマジ…

今日もどこかで貴族の婚約破棄が繰り広げられる、そんな異世界の片隅で。 ジュエリー工房の一人娘メルシャが目にした、密やかであたたかな愛の物語。 【2024年11月9日 小説家にな…

戦災孤児となり、記憶を失った少女フランシア。彼女は救貧教会の修道院に保護されて育つ。幼くして修女の洗礼を受けたため、その体はすでに閉じてしまった。子を生めないのだ。だから年頃を迎…

「あなたが愛されることはありません。なぜならこれからあなたがお嫁ぎになる旦那様は、すでにこの世の方ではないからです」――馬車の向かい席から、従者はわたしにそう言った。辺境伯領へ嫁…

第六次世界大戦の戦場。使い捨て戦力にすぎない一兵卒の俺は、軍用の量産型ロボ『ジャイーゴ』に搭乗して民間人をかばい、敵ミサイルに被弾するところで謎の光に包まれ愛機ともども異世界へ転…

前世でさえない女子だったわたしは、寿命が尽きて異世界へ。転生したら井戸になっていた。そしてある日、井戸（わたし）の中に誰かが放り込まれて……。

女王の崩御、遺産の相続、嫡男である新国王の戴冠。そして新国王の妃に選ばれるのは――。華のない令嬢とゴールドジュエリーにまつわる、愛されラブロマンス。

「コーチマー子爵令嬢モモンシア、いまこの時をもって、俺はお前との婚約を破棄する！」――今日も今日とて、ご令息に婚約破棄されまくるモモンシアお嬢様。それもそのはず、お嬢様はみずから…

とある村の道具屋にいる、気立てのいいおかみ。日々の悩みから村人を救い、そして世界を少しだけ幸せにする、そんな素敵な道具屋の物語。ハッピーエンドです。

「お前との婚約は破棄させてもらう。卑しき女サラよ、その醜い火傷跡の残る乳房を早くしまって、どこへなりと出ていくがいい」――男爵閣下に豪奢な邸から追い払われ、夜の街路へとさまよい出…

呪いによって、生まれつきカエルの見た目な王子の俺。結婚なんてあきらめて城でのんびり生きてきましたが、なぜか聖女さんが嫁いでくることになり……。いやあ、マジあせるケロね。