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小説を書く理由

 雑記にも後でもう少し詳しいことを書く予定ですが。
 とある方(多分本人には秒でバレる)が『公開しないのになんで小説書いてんだろう』的なことを考えてらして。
 そういえば、あまり書く理由を考えたことはなかったな、などと(ぉ

 というのは、私は小説をただ書くだけなら、高校生くらいからやってましたが、公募なんて存在も知らず、その頃インターネットなんてなかったから、自分で公開すこともできず。
 つまり『誰にも読んでもらえない自分だけの趣味の世界』で小説を書いていました。まあでも、昔はそれしかないはずなんですよね。あ、友人に読んでもらうという発想は皆無でしたね(笑)
 ちなみに最初はパソコン使わずにノートに書いてたかと。
 パソコンを手に入れて、一太郎Ver.3を一緒にもらったので、それで書いたような記憶もありますが。

 正直ノートに書いてたやつは、そもそもどんな話だったかすら全く覚えてません。
 その後の一太郎に書いてたやつは、何の話だったかは覚えてますが。
 あ、もちろんデータなんてどこいったか不明ですよ。
 つか、間違いなくフロッピーディスクに保存されてたので、今ではそもそも読み出しができないでしょう。それ以前にVer.3の一太郎のデータって今でも互換性あるんだろうか(笑)

 つまりまあ、言うまでもなく公開なんて不可能。で、別に他の人に読んでもらおうとすら思ってなくて。
 なんで書いてたんでしょうね、私(笑)

 その後の大学生活では小説はほぼ書いてませんでしたが、四年生の時にやはり公開の予定とか全く考えずに書き始めたのがファイアーエムブレムの二次創作。
 現在はこれもデータ多分どこにも残ってませんが。
 これ以後の経緯は後程雑記にて。

 まあそんなわけで、実は私は公開するかどうかとかあまり考えないで書きたいもの書きなぐるということをよくやるんですよね……。
 実際、何度か書いてますが『竜殺し』についても、原型は五年以上前にブログに下書き状態で保存したもの。当時は『小説家になろう』等の投稿サイトはもちろんありましたが、まあぶっちゃけなろうのインタフェースが使いにくかったのでやめて、そのまま好きなように書いて放置したもの。『白雪姫』も公開考えずにざーっと書き溜めてからどうするか考えたので、そもそも私は『読んでもらう』という感覚が、少なくとも書き始める時点では結構欠落してます。
 あ、もちろん読んでもらえたら嬉しいですし、感想とかホントに嬉しいです。
 ただ、まず自分が満足するために書いてるところは……なくもなく。
 私が受賞とかそういうのに淡泊なのは、この辺りもあるのかもです。
 極論、自分が読みたいモノが書けると結構満足してるかも……。
 多分この辺りが、プロを目指す人とは感覚がズレてるところなのかもですね。
 でも、何よりもまず、小説の最初の読者って絶対に自分ですし、その自分がまず楽しめてれば、それ以外何もなくても別にそれでいいと思っています。

 そういえば、大学時代に結構壮大なTRPGのキャンペーンシナリオのセッションをやったのですが、そのシナリオノートには仲間内にも見せてない色々な設定を、ノート一ページにびっしりと書いて楽しんでたこともあったなぁ。
 まだ確か残ってるけど、今思うとよくやったと思う。
 これを読む可能性のある人間で当時のあのキャンペーン覚えてる可能性があるのは多分一人だけど、見てみたいですか(謎)

 そういう意味での唯一の例外が『絆』でしょう。
 あれは私の作品の中で唯一、最初から公募前提で書いたものなので、一番読んでもらいたいと思ってる作品だし、どこかで受賞してほしいと思ってる。
 ちなみにファンタジーノベル大賞に入れてみようかと……こそりと。
 頑張って色々直したら、一応規定枚数以内だった(w

9件のコメント

  • はいはいーいっ!
    ('ω')ノ
    私も同じです。

    私が小説書き始めたのが2018年末から2019年、それまではなろう様で読み専でした。
    でも、おふざけで書いたものが「行けるんじゃね?」などとノリと勢いでポチったのが始まり。
    その後いろいろな方に相手していただいて、読んでもらえる快感♡に目覚めてしまいました(笑)。

    まぁ、そこそこ読んでもらえると人間欲が出て、もっとハートやお星様がもらえるように、出来れば一度くらいはどこかで入賞を!
    そう考えるようになってますね。

    ただやっぱり一番は、自分が楽しくなければいけないと言う事。

    ハッキリと自分が楽しく無い作品は読まれませんね~。
    最近は短編が圧倒的に多いですが。
    老後の趣味としても取っておきたいとは思ってます、模型造りとかも。
  • へえ。公開する予定もないのに小説書いてる方がいらっしゃるんですか。変わった方ですねぇ。

    > 極論、自分が読みたいモノが書けると結構満足してるかも……。

    やっぱり創作は、自分が楽しめるものを好きなだけ書きたいですね。固定読者が生まれるということは、創作がその固定読者からの影響を受けるということでもあり・・・常に読者や編集の目を気にしなければならないプロは大変だと思います。
  • 私も自己満目的で小説書き始めた人間です( ´ ▽ ` )ノ ネット環境は整ってなかったし、ただ頭の中でぐるぐるしてる世界を外に出して形にしたかっただけでした(笑)だから、最初は漫画描いてました。小説にシフトしたのは、絵では表現できない文章の奥深さを知ったからエヘン!(←えらそう)

    ほんと、いい時代になりましたよね。ネットに上げたら自動的に読んでもらえて、たまには感想だって頂けちゃうんだから。
    「あの、これっ……。読んでもらえませんか!?」なんて、顔面爆発させながら家族や友達に頼む必要なくなりましたから(笑)。正直、昔は告白なみに緊張してご一読をお願いしてました。

    やったー!共にファンノベしましょう!
    6月いっぱいまでだから急いで!兄貴!
  •  小説ではないんですが、昔の時代にはそもそも公開先がほとんど無かったという事で、「人へ聴かせることを前提にしていない曲」というのをいっぱい作曲していましたねえ。
     そのおかげで独創性は高まったかもしれませんが、同時になんかこう、歪んだ部分もあるかもしれまs(

     ただ公開が簡単になった現在のほうが、むしろ人に読まれるということが期待されがちなだけに、思うような反応が得られなくて意気消沈してしまう場合のあるのかなあ、みたいには想像しました。
  • > さいとう みさき 様
    お仲間~。
    って、思ったより書き始めたのも最近だった(w
    読んでいてやってみたくなってやってみたら読んでもらえると嬉しくて……は黄金パターンですね。
    自分が楽しいと思える作品がまず第一ですね。
    あと、時間が経つと自分でも中身忘れるので新鮮に読めるとも(笑)

    > 杜若狐雨 様
    むしろ昔は公開する『手段』そのものがほとんどなかった時代もありますしね……。
    私とかはその時代の人でして。
    自分が楽しめるのを第一にする、というのは仰るようにアマチュアの特権でもあるでしょうね。
    雑記にも書いたプロからの『趣味でやってるうちが一番』というのは本当にその通りなのでしょう。

    > みかみ 様
    最初が漫画というのが羨ましい。
    というか絵が描けたら私は多分小説書いてない……かもしれない(笑)
    昔に比べると公開手段がホントに容易に手に入りますからね、今は。
    四半世紀……でもインターネットはもうあるか。
    35年前とかに今の状況は考えられないです(笑)
    ファンノベ……がんばってみまーす。
    いちいち非公開処理しなくていいというのはちょっといい(w

    > たてごと♪ 様
    そういえば音楽もありましたね。
    音楽の方は、なんかデモテープ郵送とかいうのは高校の頃から聞いたことはありましたが……。
    そういうのは小説でもあったんでしょうかね。
    ただ、仰るように、昔は、本当に特別な方法を持ってる人だけが不特定多数に対してアピールできたのが、今は誰でもできるようになったことで、ある種の承認欲求の発露が明確になったところはあると思います。
    ある程度開き直れればいいのですが……良し悪しですよね……。
  • あーっ! 非公開処理!(゚д゚)!
    忘れてました!

    あのね。昨年それも確認したんです。
    そしたら、「そうですね。念の為非公開にしてもらってといた方がいいですね」というお返事で。だから私、砂漠の賢者を非公開にしたんでした💦

    話し方のニュアンスでは、強制ではなさそうでしたが。
    なので、公開してるやつをどうするかは書き手次第なんでしょうけれど……。
    思い出させてくれてありがとうございます!

    うーん。私は今年、どうしようかな〜。
  • インターネット老人あるあるだなあなどと思いながら興味深く拝読しました、同志。

    僕は「承認欲求」と「自分が読みたいやつがあまり見当たらないので自分で書く」の二本柱で駆動してます。

    お互い、長く楽しみながら書き続けたいものですね。
  • 小説は、中学生の頃にゲームの二次創作を友人とリレー形式で書いたのが、始まりだったかもしれません♪
    漫画は小学生の頃にオリジナルで、誰にも見せないのに描いてましたねー(^^;
    広く見せたい訳じゃなかったんですけど、年齢と共に欲深くなったのか、公開しちゃってますね( *´艸`)
  • > みかみ 様
    やっぱいるかー、非公開処理。
    しばらくは放置するかなぁ……私は。
    Pixivにも公開してる分は非公開にしたのですが。

    > しろうるり 様
    あるあるですな(w
    私は雑記にも先ほど書いたけど、最初は『自分が読みたいから』だけでした。
    お互いのんびりやっていこう~。
    ちなみに、カクヨム内だと私らより年長も結構いるよ……マジで。

    > 弥生ちえ 様
    リレー小説! いいですねぇ。ある意味青春?(違)
    絵も描けるのは羨ましい……(ーw-)
    まあこういう手軽な公開手段が身近になったのはここ10年、時間と共に敷居も低くなりましたしね。
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