『私は見られている』
https://ncode.syosetu.com/n3442jg/3/(小説家になろう)
こんにちは。夏なのでホラーにチャレンジしてみました。まさかミケ猫です。
今回はホラー冒頭博覧会という企画に参加しまして、16作品のホラー冒頭の中で匿名競作をしたわけですが。なんとそこで準優勝しまして(優勝は主催の南雲さん)、思っていたより良い結果だったのでびっくりしています。嬉しいなぁ。
せっかくですので少しばかり自作語りなんかをしていければと思います。
まず、私はホラーを書くのはあまり得意じゃないんですよ。読むのは好きなんですけどね、どうしても自分で文章を綴ろうとすると、全く怖くならなくてですね。
自分なりにその理由も分析したりして、裏では色々と研究してたりするんですよ。でも、ホラーを書くのは普段の何倍も時間がかかっちゃうので。
というのも、私が何も考えずに手癖だけで文章を書くと、デフォルトで出来上がるのが「シュールなSFコメディ」だということが既に判明しちゃってるんですよね。だから、ちょいちょい身も蓋もないワードを挟んだりとか、構図を俯瞰してツッコミを入れたりだとか、放っておくとそういう感じのを書きがちなんです。これはもう仕方ないなぁって感じでして。
なので、ホラーを書くときにはそういう手癖をグッと堪えて書きつつ、推敲時にもそういう要素を極力排除していった上で、感情の描き方をめちゃくちゃ修正して――と時間をかけて怖くしていく必要があるわけですね。
え、絶対ホラーに向いてないって?
知ってます(でも書きたいんですよぉ)
実はホラーの先生としてめちゃくちゃ崇めている人が二人いまして、今回の企画の主催者&優勝者である南雲皋さんと、手練れ中の手練れである悠井すみれさんなんですが、二人の作品はもうなかなか食べきれなくて、ちょっとずつちょっとずつ勉強させてもらってる感じなんです。上手すぎやろぉ……。
南雲さんはもう文章力の塊ですよねぇ。私が同じプロットで同じシーンを書いても、こんなに怖くは書けないんですよ。どうやったらこんな風に書けるんだろうってずっと考えてます。全然再現できなくて笑っちゃうくらい。何を食べたらこんなん書けるの……。
今回の参加作品は、南雲さんの↓の作品の雰囲気を私なりに再現したくて頑張ったんですが、これは勝てない……! まだまだ精進が必要ですね。
後悔の日
https://novelup.plus/story/829711439/126143273(ノベプラ)
すみれさんもものすごい文章力なんですが、特に心を抉ってくるような濃い感情の描き方がめちゃくちゃいいなと思っていて、こちらも私はどうにかスキルを取り込めないか咀嚼しようとしてます。気持ちとしては「巨大ステーキに挑むアリんこ」みたいな感じです。端っこでもいいから食べたい! あと企画にはまったく関係ないですが、書籍化された作品がめちゃくちゃ好きです。
今回の企画にも参加されていて、下記はいずれ続きが読めるみたいですよ。楽しみです!
女王の薔薇は枯れない
https://ncode.syosetu.com/n3442jg/17/(小説家になろう)
さて、今回は手練れのホラー書きの皆様がいっぱいいらっしゃいましたからね。
どの作品も私には書けないものばかりで、読みながらずっとうんうん唸っていました。正直、めちゃくちゃ勉強になったんですよねぇ。どれもすごく面白かったです。
私の作品はこちらです。
『私は見られている』
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ホラー冒頭博覧会
https://ncode.syosetu.com/n3442jg/(小説家になろう)
続きについては、いずれ書きたいとは思っているもののまだまだスキル不足が否めませんからね。もっと色々と試作しつつ技術を取り込んで、もっともっと怖く書けるようになってからチャレンジしようと思ってます。
ということで、お読みいただいた皆様、ご投票いただいた皆様、本当にありがとうございました。今後も色々と匿名企画に参加しながら腕を磨いていきたいと思います。
まさかミケ猫でした!
【連載中】
ドキッ♡ヤクザだらけの異世界転生〜仁義もあるよ〜
https://kakuyomu.jp/works/16818093077152888651◆まさかミケ猫の小説工房
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