みなさま、maru です。
本日『ハレゴレ』第110話「貯蔵庫」をアップしました♪
ほぼ1カ月ぶりの更新ではないですか! ♪ とかつけてる場合か!
いつも超マイペース不定期更新で申し訳ございませぬ。
で、本題です。
KNOT(ノット)って何? と思った、そこのあなた!
実は、前から悩んでいたことがあるのですよ。
唐突ですが、みなさん、LINE(ライン)はお使いですよね?
国内の利用者が九割を超えるという、あのソーシャルメディアです。
書き手のみなさんは、小説中のキャラたちが使うとき、どう描きますか?
そのままズバリ、「ライン」とか「LINE」とか書いちゃう?
「ロイン」、「RINE」みたいにちょっとだけ変えた名前?
それとも、「メッセージ」とか「SNS」みたいに言い換えます?
架空の物語とはいえ、いや、だからこそ? 商標名は使わないほうが無難。
でも、「メッセージ」とかの言い換えが、文体上しっくり来ないこともある。
三人称の語り手が「メッセージ」とか「SNS」とか表現するのはいいけど、
『ハレゴレ』は女子高生の主人公の視点から一人称で書いてます。
やっぱり「ラインした」っていうほうが、自然だと思うわけですよ。
いろいろな考え方があると思うのですが、『ハレゴレ』に関しては、
架空のソーシャルメディア名に変える
ことをしばらく前に決めました。
ただ、どういう名前にしようかな、とずっと悩んでました。
「結びつき」みたいな意味の、短くて、覚えやすい英単語。
でもって、どこかのソーシャルメディアの名前になりそうな名前。
それが「KNOT(ノット)」です!
「結び目」とか「結びつける」の、アレですね。
「じゃねー、カナ! バイバーイ!」
「うん、あとでKNOT(ノット)するねー!」
ほら、なんかありそうでしょ!?
ナーロッパなら必ず魔法がある、ギルドがある、みたいなお約束。
もしいろんな書き手さんが「ノットする」と書くようになれば、
読者さんは「ああ、この世界のラインみたいなものか」と脳内変換する。
とかなったら楽しいな。
ま、そんなこんなで、ひとつ実験的に最新の第110話から使ってみました。
これまでの話数もけっこう「ライン」と書いているので順次直していきます。
ただ、ひとつ頭が痛いのは、第16話「ライン・フロム・異世界」。
どうすっかなぁ……。
「ノット・フロム・異世界」か? NOTのノットに見えちゃうかも。
やっぱり、「メッセージ・フロム・異世界」かなあ。
「メッセージ」には不定冠詞がつくのでは? とか細かいことは言わないで!
というわけで、第110話、読まれた方、違和感あったら
教えていただけると嬉しいです!(図は該当箇所)