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趣味全開で書いた「悪霊まみれの彼女」外伝について

連載中の「悪霊まみれの彼女」の外伝を2作、執筆しました。
両方とも、私の好きな作品をモチーフにしています。

「猫のミゾレ」の方は、絵画の『パオロとフランチェスカ』を取り入れました。
作中に出したダンテの『神曲』には、『ランスロットとギネヴィアの恋物語』の本の著者は『ガレオット』と書かれています。
ガレオットは、作者不詳のフランス版のランスロットの物語に登場する騎士で、ランスロットと深い友情で結ばれるものの、病のため夭折。
後年、生前の誓い通りに、ランスロットはガレオットの隣に葬られます。
このエピソード、英語版を苦戦しつつ読んだのですが、その本が現在は行方不明。
部屋のどこかに埋もれている模様。


「蓬莱の尼姫」は、平安時代好きの私の趣味で、尼姫の住まう『異界』は平安風世界にしました。
趣味が嵩じて、十二単着装体験もしたことがあったりします。
十二単は重いと言われますが、着てみると意外と動けます。
長袴を引き摺って歩くのは、良いものです。

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