BCGの効果を実証的に確認できるかもしれません…m(_ _)m

4/14のAM0:00の時点でおよそ感染者190万人、死者12万人という、2月の段階では全く考えることも出来なかったほどの、あまりにも莫大な犠牲を出している新コロですが、非常に幸いなことに日本では大量死が発生しておらず、厚生省発表で102人でかろうじて踏みとどまっています。

無論、今後、死者が爆増する危険性はあります。特に今日現在、死者一万人に達するNYの状況に、二・三週間遅れて追いかけていると言われ続けている東京で感染者が増加している事は気になります(感染者2000人ほど)。ですがもし日本が、このまま多数の死者を出すこと無くなんとか事態を落ち着かせることが出来るとしたら、それはもしかしたらウワサされているBCGなどの好恩恵だったのかもしれません。無論、僕に判るわけはありませんし、今後の専門家による疫学的調査を待つべきですが、もしかしたらBCG説はまんざらデマとも言えないのかもしれません。

韓国での死者数は日本の二倍です。これを人口100万人あたりの死亡率の増加を対数関数で表示すると、日本と韓国は奇妙な程、同じ曲線を描いていました。重ね合わせるとほぼ同一な程です。日本と韓国は新コロに対するアプローチが真逆で、日本は検査よりも数理データによる封じ込めを、韓国は封じ込めよりも検査による隔離を旨とするはずですが、なぜか同じ。もしこのままどちらも死者数が爆増しなかったとしたら、両国の共通点の一つである「乳幼児のBCG接種義務」は確かにありえそうな話です。

そこで似たような比較対象国を見つけました。イスラエルです。この国は韓国を手本とし、同じような「検査→隔離」という戦略を採用しているようです。しかしイスラエルは韓国と違い乳幼時期におけるBCG接種がなされていない国です。ならば韓国とイスラエルとの比較は何かを示唆する可能性があります。つまりイスラエルの死者数が圧倒的に増加した場合、確かにBCG説は説得力を持つのではないかということです。今後、両国の数字を追いかけてみようと思っています(なお、今日現在のイスラエルの感染者数11235人・死者113人。韓国10537/217。同日同比の日本7370/123)。

何にしても、もう死者が出るのは本当に終わりにしてほしいです…(TдT)
もう本当に憂鬱でイヤです…

資料元 https://www.worldometers.info/coronavirus/

6件のコメント

  • 高瀬嘉隆様。
    お久しぶりです。レモンです。

    拙作『辺境の守護聖獣』を評価してくださり本当に有難う御座います。
    実は私も高瀬嘉隆様の近況ノート等こっそり拝読させて頂いてます。
    ヤマトの更新や新しいエッセイも楽しみに待っております。
  • レモン様、いつも本当にありがとうございます。
    新作、拝読させていただきました。「(๑•̀ㅂ•́)و✧」でございます。微力ながら応援させていただきました。どうぞ、これからも宜しくお願いいたします。
  • 以前リクエストしたBCGを主眼とした分析についてのリクエストにお答えくださりありがとうございます。
    続報もありそうなのでじっくりのんびりと楽しみにお待ちしています。
    余談ですが、5チャンネル(旧2チャンネル)のスレで【ウォニャス】スレという結構伝統のあるスレがあるのですがそこでガミ公さんの作品の47話と48話が紹介されていました。
    もしかしたらPV数が増加するかもしれませんね。(私はこの件はノータッチです(笑))
    それと私はネトウヨではありませんが、韓国を扱う際にはよくよく吟味されることを希望します。
    彼らの多くは日本人や公法といった考え方と違う思考回路で行動していますので、どこでデータの中にファンタジーを入れてくるか怖いので(笑)
    先生のおっしゃる通りネトウヨの中にも視野の狭い思い込みで話す人は増えていますが、程度の問題として左派の方が自分の意見を見直していない気がします。
    左右どちらであれ、思い込みによる結論ありきの連中はなるべくスルーして快適なネットライフをお楽しみください。
  • カクカイ様、いつもありがとうございます(^^)/

    https://www.worldometers.info/coronavirus/country/israel/
    BCGの件ですが、こちらのデータが参考になるかと思います。イスラエルは今の所、韓国よりも3月までの日本に似ているような気もします。ただし死亡者の桁数がやはりひとつ違いますが…。このまま死者数が緩やかに増加する可能性が高い国です。大量死が出るかどうかは判りません(出ないほうが良いに決まってますが)。ただ感染者数に対する死亡率が4%と韓国や日本に比べると倍も高いことは気になります。なのでもしかしたらBCGによるものかもしれませんし、そうでないかもしれません(爆)

    あわせてこちらの方の記事も最近、引用されることが多くなった内容です。
    https://www.pnas.org/content/early/2020/04/07/2004999117
    新コロのゲノム解析に関する資料ですが、この中でも東アジアでは新コロはあまり広がらなかった(A型と呼ばれるタイプ。これは米豪には広がりました)ので、B型に進化、武漢で広まったという旨の内容がありました。やはり東アジア(日本や韓国など)は「理由不明だが、新コロは広がらなかった」という地域性を指摘しています。これが人種による先天的な違いによるものなのか、それとも後天的な『何か』なのかは米国における日系人等の調査によって判明するのかもしれません。米国においては前述の通り、白人には感染しやすいですが、それ以上に黒人やヒスパニックの人口比/死亡者数が高く、これは主に所得水準の低い層に顕著に見られます。米国では貧困層は黒人やヒスパニックが多く、彼らはどうしたわけか肥満や糖尿病などの疾病を患っている割合が高めです(貧乏なのに肥満とはこれ如何に??)。よって先天的な人種における違いよりも、何か後天的な要因の方が可能性は高そうです。『あるとすれば』ですが…(^o^;
    これに関しては引き続き調べてみることにします。ただし、この提唱者が投資家という事はキモで「カネにうるさいヤツはデータにうるさく、真実を数字から直感で見抜く力には長けている」のが普通です。利益を出している人の場合には特に、です。なので、「全然間違えているかもしれない」けれど「暇つぶしには面白いネタ」であることは確かでしょうね。

    >韓国
    実は2ちゃんねるは見たこと無く(スレが大杉)、またエゴサもしませんので全然知りませんでした(爆)。そもそも「高瀬嘉隆」などという人物は「この世に存在さえしていない」ので、僕自身が「全くの他人」にしか思えないキャラです(笑)。よって高瀬さんがネトウヨや阿呆なパヨ共に叩かれても「痛くも痒くもない」のが本音です。ただし、時々叩き潰しにかかることがあり、しかも延々と粘着攻撃を繰り返しているのも事実ではありますが…(汗

    ただその【ウォニャス】スレの人たちに一言言わねばならないのは「ワイの言ってる事は予言や願望ではなく、事実」ということです。過去30年近く(20世紀の頃から)韓国と濃厚接触を続けてきて、連中のことはよく知っているつもりなので書いています。韓国に関しては一冊の本が書ける程ですが、内容はウヨにとってもパヨにとっても面白くない内容になりそう…つまり単なる平凡な比較文化論で終わりそうなので、書いていません。朝鮮人が、日本人などに劣等感が強いということを除けば「実に平凡な種族」だからで、特に際立った何か(長所や短所)があるわけでもないからです。

    しかし国家経済に関しては違います。際立った瑕疵があるのです。
    カネ周りだけは韓国は異質です。理解するのが難しいほどです。そして、今回の新コロ戦争は、全人類にとって未曾有の危機であるだけでなく「もはや破滅的」な戦争になりました。この結果、普通に考えれば韓国は力尽きると思われます。韓国だけではないのですが、韓国が破綻したとしても「もうしょうがない」の一言で終わりです。今日の段階で、米国との通貨スワップ六兆円のうち、数千億円を使っているようです(爆)。そのくらい逆境にあるということで、韓国経済の脆弱性を露呈すると共に、今回の新コロ戦争が人類(韓国だけでなく)にとって、あまりに異常で凄まじい戦争であったことを如実に表していると思います。絶望的です。

    そして【ウォニャス】スレの皆さんおよび、全ての韓国を見る人たちに言いたいのは「よく観ておけ」ということだけです。今後、韓国がどうなるかは判りません。普通に考えれば今年の9月末以後、デフォルトです。持っても数年でしょう。しかし他の国もこんな感じの国が多数出てくるでしょうし、もしかしたら激しい世界的なインフレで全人類が苦しむかもしれませんし、逆に金融恐慌にまで発展して全世界的な経済萎縮が起きるかもしれません。または『カネ不足』のためにデフレに陥るのかもしれません。何がどうなるのかは判りませんが、「面白いことが起きる可能性大」ではあります。希望道理になるのかもしれませんし、そうはならないかもしれません。予想を立てるのは大変難しいほど異質な時代です。なので観ていて飽きないことでしょう。よって勉強かねがね楽しんでみていたら良い…という事です。

    無論、アンタ達が「生き残れたら」の話ではありますが…と
  • 【ウォニャス】スレについてですが、韓国をこよなく(観察対象として)愛する人々と、韓国からお金をもらい工作活動を行う人々が集う面白い空間です。青筋立ててわめくネトウヨも少ないので見てて不快にはなりにくいと思います。ただ、真面目な話をすると日本の株価の棄損率と韓国のウォン安と株安の棄損率はほとんど同じくらい(今の時点では)なので日本も韓国のことを笑ってはいられませんね。蛇足ですがウォン安=【ウォニャス】です。
    今のコロナ経済が新しい歴史を紡いでいる点では私の感覚はガミ公さんと同じです。
    またインフレになるか恐慌になるかについて見極めにくいという考察も同じです。
    以前も書いた通り嵐が過ぎ去るまでは円高で、できれば内需をまわしてほしいとは思います。私は日本は内需大国であるべきと考えているので。
    せっかく原油が安いのですから道や橋をどんどん作ってもいい気もするのですが、時代がそれを許さないみたいですね。
    もし、アメリカ大統領がトランプでなければ戦争になっていたと思います。
    プロレス愛好者の彼は意外とガチの戦争はしない、あるいは好まないのではと思います。(ルーズベルトとはタイプが違う?)
    もし、コロナが続くならいずれ戦争になるでしょうがどこも戦争をしたがらない点が1914年や1939年と違っているのではと推察します。
    最後に日本の流通だけは無事に維持してもらえれば生き残れると思うので強く願う次第です。
  • カクカイ様、いつもありがとうございます(^^)/

    韓国に関しては「もうダメかもしれない」です。そう伝えておいてください(爆)

    新コロは管理通貨制度が確立し、自由主義的多国籍貿易が標準化した時代に『初めて現れた人類の敵』であり、対処方法がさっぱり判らなかったこともあって、人類は初手の一撃で大打撃を蒙りました。新コロ自体は全人類を滅亡させるような敵ではなかったのですが、大混乱した人類がアッサリと敗北していった光景はまさに独ソ戦初期のソ連軍のような不様さで、電撃戦をまともに浴びて敗北と後退と人的経済的大損失を繰り返す…という失態を演じています。この損害は甚大です。韓国はおろか、かなり名だたる中堅国家さえも消滅、もしくは政権交代などの激変が起こるかもしれません。ヘタすればアフリカのかなりの国、中東(この場合サウジ含む)などともにEU自体も屋台骨が揺らぎそうです。こんな状況ですので韓国が国家破綻を起こしても「まあ、しょうがないよね。一から出直すしか無いね」で終わりです。雰囲気は爆撃兵団の爆撃機のようなもので、韓国のマークのついた爆撃機が火だるまになりながら落下していくのを見て「アレはもう御仕舞いだ」と覚悟を決める機長(作画・小林源文)みたいなものかもしれません。なにしろ我々とて火の中に突っ込んでいるわけですし、他人の事を振り返って憫れむ余裕など全く無くなっているでしょう。日本にとっても今後、死者が500人にも及ぶ可能性があります。経済的損失は計り知れません。将来は暗澹たるものです。つまり戦争の後では世界の秩序が変わることがよく有ります。今回はそうなるのでしょう。

    なにしろ韓国は米国と急遽結んだ6兆円もの規模の通貨スワップを既に四回も使ってドル供給をしています。応札率は6割と結構高く、韓国の資金需要が結構厳しいことを如実に物語っています。当然、こんな綱渡な国家運営がやれるわけはありません。そもそも韓国は4/15の国政選挙があるために文政権が(財務状況を全く考えずに)景気よく庶民にティッシュやら食い物やらの現物供出やらなんやらをやってみたり、動員令の如くドライブスルーでPCR法検査を始めてみたり等の手当たりしだいの出血戦を展開しつつも、ソウルなどの都市封鎖は(やればKospi暴落→ウォン大暴落が目に見えているので)出来ないという厳しい状況に置かれたままです。韓国を称賛している連中は財政の基本を全く理解できてないバカどもということです。ただし韓国メディアの朝鮮・中央などはこの財政の危機について繰り返し警告は出しています。彼らだけは判ってるということでしょう。ウォニャスの皆さんと同じ認識ということです。
    よってウォニャスの皆さんには「韓国が死んだら、敬意を払って死に水取ってやれ」と伝えておいてください。今回、韓国は頑張りました。他国の模範となる行動もいくつかありました。想像以上に健闘したというべきでしょう。力尽きても悔いは無いはずです…m(_ _)m

    最も重要な事は「もともと多額の官民債務を抱えていた国が破綻する」ということで、新コロが主因ではないということです。2020年以後、破綻した国家はこの点が共通点になります。この視点から世界各国を見るべきと思います。

    さて、今後の世界ですが、本当にどうなるか分かりません。普通に考えれば激しいインフレです。各国が債務の事や将来の経済設計の事を全く考えもせず、場当たり的な民間救済策でカネをばらまく一方で、ロックアウトという「国家機能の喪失」という状況での無限大の政府支出を繰り返す…という、まさにこのコラムで「戦争によって国家破綻する典型的なパターン」に陥ってしまいました。絶望的です。特にこの後、「多額の戦時債務をどう処理するのか?」という難問にぶち当たります。
    実はこれに関しては「このコラムでは書いてない」のです(爆)

    他の方へのレスでも書いたのですが「金融抑圧」というやり方です。このコラムの何処に書いたか僕自身も失念してしまったのですが(爆)、「WW2の時、米国は大日本帝国の戦時債務の五割増しもの約3000億ドル相当の戦費を消費した」と「米国においては数年に渡ってインフレが続き、最悪、4倍程度の物価高が発生した」という内容です。これこそが「金融抑圧」の結果であり、米国政府とFRBが、多額の債務に追われた米国において意図的に長期金利(主に戦時国債に当たるもの)をインフレ率以下に意図的に抑圧して事実上のマイナス金利を作り出し、この結果として多額の債務を消滅させた=インフレによって国債の価値を激減させた結果です。敢えて言いませんでした。このコラムの要諦でもあるので、もう少し別の機会につかうつもりでしたから(爆)。
    よって今後、激しいインフレが予想される場合にはこの手段を使うことになるでしょう。そして世界各国の新コロ戦争による大損失の結果、普通に考えればインフレになります。なので可能性がまずはありえる手段です。

    他方、この逆に「デフレ→世界恐慌」の危険性もあります。全世界の債務総額がおよそ6京円(=60,000兆円)にも及ぶと試算されているためで、「いくらカネを撒いても全然足りない→世界経済破綻→金融恐慌連発→復活力の喪失→長期の世界恐慌」の可能性があり、この場合は金融抑圧に使える程度のインフレさえ発生しない可能性があります。多額の債務が残り続けるという悪夢です。

    どちらになるかは分かりません。厳しい状況が続くことだけは事実ですね…。どちらになってももはや物流や産業といった「現物資産」ではどうにもならない程、ひどい状況になる可能性はありますね…(:_;)
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