1章の終わりを目指して半年ぐらいで終えられると思ったら、実質1年半ちかく。
長い闘いだった。
内容量としても目標だったラノベ1冊分である約10万文字以内。
実を言いますとね…物語を章の区切りまで書き上げた事、一度も無かったんですよ。
今は亡きジオシティーズの個人サイトで上げていたKanonの二次創作で一話完結は何度か作った事はあるものの、複数話構成の物語が出来上がる前に生活環境が変わり、日常のルーチンに文章書きがどんどん消えていき…
1.プロットも完了まで書ききらないうちに見切り発車
2.そのプロットも途中で書き換えて迷走
3.物語進行に詰まってエタる
の悪循環で様々な二次創作やオリジナルを葬ってきました。
今アップしている『みにちゅあっ!』も、実のところ2回目のリブート…つまり3回目の執筆。
つまり複数話での話を1章だけとはいえ完結まで持って行けたというのは人生で初。
文章自体は稚拙だとしても、終えられたという成功体験は感慨深いものがあります。
今まで全くできなかった事ができると、何がダメだったのか少しだけ見えてきました。
――書きなさい。そうすれば上げられる。(どこかの福音書的な格言)
執筆のPDCAサイクルが回ればきっと…
…そうか、執筆自体がPDCAの概念そのまんまやん…趣味でも仕事と同じ概念で回すとか、なかなかマゾい事をやってるなと我に返る始末。
創作者はどこかネジが飛んでいるという話は聞くものの、飛ばしきれない緩んだネジで一般人やってます。
まだ完結としては閉じないものの、今の場所が目標地点。
2章以降は気が向いたら始めます。
20年近くにわたる完結できない病の寛解にお付き合いいただき、ありがとうございました。
次はみにちゅあっ!の短編で別シリーズを始めたり、唐突にファンタジーを始めたりするかもしれません。
この達成感を味わいたくなったら、ふらっと始める事にします。
それが明日なのか、来年なのか。
その時は、よろしくお願いします。