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【現況・二十年振りに触れたWeb小説の世界について思った事】

 「桜色の女神-S.A.K.U.R.A. Android records-」連載終了してそろそろ10日経とうとしております。こちらでのご愛読、本当にありがとうございました!!

 ただ、最近どうしても解せぬ事がありまして、拗れすぎて“異世界転生の要素を入れた超問題児な鬱作出してやろやないか”とブチ切れモードになってしまいまして。

 SFは複雑な要素が満載で、とにかく初見では手を付けにくい、と言う事はよく聞いておりました。
 特にTwitterでは、貴重なお時間をつかって頂いた上で応援していただけたり、読んで頂けたり本当にありがたかったのです。

 ただ、某大手小説投稿サイトで、余りにも感想どころか評価すらもつけられない、読まれているのかどうなのか全くわからずPV数だけ上がって本当に作品として評価されているのか、正直疑問に思いました。


 流行のジャンルを書いてやっと評価される?

 作品の性質、性格を無視してまでお色気要素やラブコメ要素を入れてぶち壊す?


 とにもかくにも、小説投稿サイトや全く感想どころか評価も一切しない自称読み専ユーザーに媚びなければいけませんか?

 まあそもそもわし自身相手にされていないのは百も承知です理解しています。

 わし自身、読まれていない方、伸び悩んでいる方の作品を読みに行かせて頂いては、必ず何かしら評価したり、その作品に併せた言い方、書き方でレビューや応援リツイートをしています。

 決して、同情からではないですね。むしろ同情していません。
 何かわかりやすいオススメの言葉があれば、新たな読み手は手にしやすいものです。
 誰に届くかわからない、書き手と読み手は正に運命とも言える出会い。



 人を傷つけない表現は出来るんです!

 ジャンルは人に読まれる為の宣伝文句、読まれないジャンルは選択しないよ?

 開くだけ開いて一切評価しません、星つけるのなんてめんどくさいよ~

 とにかく読まれたらいいんだよ、別に被っててもいいじゃん?

 


 最近のサブカルチャーでは、ホントに流行物と批評のみに流される“意思がなく考えいない者”が増えましたね。
 二十年前のADSLの時代では、小説を見つけて読んだら、掲示板に感想を投稿したり、PCメールでわざわざ感想を寄せて頂ける方が凄く多かったです。

 きちんと向き合ってくれている。


 あなたは、向き合えていますか?


 読者として作品と本当に向き合えていますか?


 読者として執筆者と本当に向き合えていますか?


 執筆者として作品の本質を理解してあげれていますか?


 執筆者として本当の想いを忘れていませんか?


 運営として本当に何を送り出すべきか忘れていませんか?


 運営として本当に何を見つけ出すべきか忘れていませんか?




 サブカルチャーが発展して二十数年。
 こちらの世界ですら、流行り物に流される“確固たる意思のない俗物”にまで転落しているようにも思えます。

 人間って単純ですからね。
 もちろん自分も含めてだけど。

 この昨今、同じような作品が量産され続けて、オリジナリティが中々見えなくなってきた。
 これを90年代以前の創作者や読み手にこの状況を見られたら、怒られるじゃ済まないよ???

 当時は漫画ひとつ、新聞掲載短編小説もしかり、とにかく全ての娯楽は溢れていながらでも、皆向き合っていた。

 ですが、あなたは今向き合えていますか?

 とにかく好きなものだけでダラダラと消費して惰性の日々を過ごしていませんか?

 これじゃあ正真正銘ただの“グウタラ人間”ですよね?



 今一度、本当は何が好きなのか、ちゃんとそれに向き合えているのか、考えてみませんか?

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