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【閑話】なぜ異世界転生・転移ものにしなかったのか?

三度の飯よりSF好き、廣瀬です!

いつも『銀フラ』こと『銀河戦記フライハイト 〜廃棄惑星から始まる銀河帝国滅亡史〜』をお読みいただき、誠にありがとうございます。

本日は、私が本作を「異世界転生・異世界転移もの」にしなかった理由について、少し語らせてください。

ここ10年ほど、Web小説では異世界転生ものが大人気ですよね。

現代の知識を使って無双する爽快感や、私たちと同じ現代人が主人公だからこそスッと感情移入できるという強みは、本当に素晴らしいシステムだと思っています。

では、なぜ私がそれをやらないのか?

それは私の書く『銀フラ』の世界が、一言で言うと「倫理観ガバガバのディストピア」だからです。

もしこんな殺伐とした世界に、平和な日本で育った現代の価値観を持つ人間をそのまま放り込んだら……残念ながら、何もできずに開始数話で命を落としてしまうでしょう。

現代の知識が活きる前に、物理的にも精神的にもすり潰されてしまうほど、この世界は容赦がありません。

だからこそ、この狂った世界を生き抜くためには、最初からこの世界で生まれ育ち、この世界の(狂った)ルールに染まった主人公でなければなりませんでした。

テンプレ展開が活きるような優しい世界も素敵ですが、私はどうしても、この過酷な宇宙で泥臭く足掻く人間たちのドラマを描きたかったのです。

引き続き、テンプレ無用のハードな銀河サバイバルにお付き合いいただければ幸いです!

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