『マダム・スケルトン』第67話「いきさつ」を掲載しました。
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https://kakuyomu.jp/works/16818622170890889197 )
小夜子さんが家出した原因が語られます。
おいどんが小学生のとき、一度だけ母が家出したことがあります。おいはガキ過ぎて泣くしかできなかった。きっと、あのころの母は口に出さないだけでいろんなものに耐えていたんだろうな。いまならわかる気がします。そんな母も年をとりました。おいが小説書いてばっかりだから、会うと将来のこととか心配されます。おいは母の望んだ幸せを生きられなかったけど、でもこういう生き方しかできなかったんだ。無責任な息子でごめんな。
ところでホラー映画を観たいんですよ。でもおいはホラーがめちゃくちゃ苦手で、映画館に行っても怖いシーンになると薄目でしか見られない。世の中の人はどういう心持ちでホラーに臨んでいるんだろうか。おいはジャンプスケアよりもじわじわ来る怖さのほうが好きです。