「裏プロゲーマー放浪記『アルムナイ』 ~TASer vs チートバグ~」お楽しみ頂けてますでしょうか。小説としては処女作ですが、たくさんの方に読んでいただけてありがたい限りです。
4週連続で更新して書き溜めが無くなったので、今週の掲載はお休みさせていただきます。
●追記3「The Splendid Performance」
https://kakuyomu.jp/works/4852201425154921815/episodes/1177354054966189241 1st Gameの対戦相手、プロゲーマー碓氷精司と出会う回。
●タイトル元ネタ
ファイナルファンタジー10の曲。ルカのブリッツ関連のイベントで流れるBGMですね。「ブリッツに賭けた男達」と並んで、ワッカのイメージが強い曲では無いでしょうか。
後に飛空艇でゲーム最安値の1ギルで再契約出来るワッカ。かなり微妙なスペックですが、安さに惹かれて一応スカウトした人は多いのでは。
延々ブリッツだけ遊んでいた日々が懐かしい。結局ルムニクは仲間に出来なかったっけ。
●舞台元ネタ:旧万世橋駅高架下のビアバル
「常陸野ブルーイングラボ」という店舗がモデル。クラフトビールのメーカー「常陸野ネストブルワリー」の直営店で、JR東京駅や品川駅、秋葉原~御徒町間の高架下にもコンセプトの異なる支店があります。
霧雨が飲んでいたのは「リアルジンジャーエール」という銘柄。8%とアルコール度数が高く、名前の通り生姜のスパイシーさが鮮烈。冬に体を温めるには最適なビールですね。
ちなみにゲームセンター『ワイルドドッグ』は、何しろギャンブルの舞台ですので、モデルは無く架空の店舗です。店名はガンシューティングゲーム「タイムクライシス」で毎作登場しては毎回自爆する名悪役から取りました。
●登場人物紹介:碓氷 精司
元ネタは勿論「チルノ」。姓名をあわせて「氷精」になるわけです。
「人間や妖精より格が劣る『妖精』という種族」「冷気を操る程度の能力」「あたいったら最強ね!」といった様子から連想して、「後輩キャラ」「季節感のない(寒さを感じてない)格好」「全一を目指すプロゲーマー」という人物になりました。あと元ネタと同様に知能は⑨です。
思えば私が初めて作った東方作品「小野塚小町がアイドルデビューするようです」
https://www.nicovideo.jp/watch/sm13765740 で最初に出てきた敵(?)もチルノでした。そういう意味でも思い入れ深いキャラクターですね。
いよいよ次回、霧雨が碓氷に喧嘩を売ります。
『アルムナイ』を、コンゴトモヨロシクです。