更新および連載が滞ってしまい、大変申し訳ありませんでした。
病院に行くと近況ノートに書いたあの日、私はまだ医療現場の皆様の厳しい現実をまだ理解していませんでした。
近所の発熱外来を片っ端から電話してみたのですが、かかりつけ医になっていない場合は検査を断られてしまうのが現状になっているようで、仕方なくコールセンターに電話してみましたが運が悪かったのか、こちらも常に電話中で、20回ほどかけてみましたが最後までつながることはありませんでした。
藁にもすがる思いで古い診察券を何とか見つけ出し、最後いつ行ったのかほとんど記憶にない某病院に電話してみると受診歴があるから、検査してくださるとの回答。
某病院の駐車場で全身防護服に身を包んだスタッフの方がいらして、検査から一時間後、陽性であることが判明しました。
ここしばらく外での飲食などはせず、昼食もお弁当やテイクアウト物などで生活していたので、どこで感染したのか思い当たる節は無く、本当に驚きました。
仕事関係でも具合悪そうにしている人はいなかったように思われるし、何よりマスクと消毒、手洗いうがいは神経質なぐらいやっていたと思います。
ワクチンも接種済みでしたがどうやら感染を防ぐには至らず。
車中で、熱さましなどの対処薬を受け取り、それから今日まで床に臥せっておりました。
一番生命の危機を感じたのはおとといの晩で、悪寒、倦怠感、全身の筋肉及び関節の痛み、喉と胸の激痛がありました。
熱さましを飲んでいるのに、体温が39度以上あって、意識は朦朧。
喉が痛すぎて、つばを飲み込むことは出来ず、息苦しく、眠ることもできませんでした。
人生で一番、死に近づいた状況だったのは間違いなかったと思います。
今朝は熱がようやく下がり、37.2度。
喉は相変わらず酷い痛みで、食事を取ることが困難で、発症から今日までほぼ普通の食事を取れていません。
体力が落ちているせいもあるでしょうが全身の疲労感、倦怠感のため、まだあまり起き上がっているのは辛いです。
少しずつ体力を取り戻し、仕事関係の連絡、調整、諸事が整い次第、連載を再開したいと思います。
心配をしてくださった皆様、小説を読みに来ていただいたのにがっかりさせてしまった皆様、本当に申し訳ありませんでした。