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「無敵の人」の書評をいただきました(ブログと同内容)

お馴染みの牛野小雪氏から拙著「無敵の人」に書評をいただきました。

無敵の人/月狂四郎 ~誰もが台本の上で踊っている~
https://ushinosyousetsu.blog.jp/archives/%E7%84%A1%E6%95%B5%E3%81%AE%E4%BA%BA.html?1675519634#comment-1

これだけガッツリ書いていただけるとやはり嬉しいですね。

また、王木亡一朗氏が本作のあらすじをツイッターで呟いてくれた事から、「商品説明にリンクを付け足せばいいじゃん」と思ったので早速商品説明の部分を変更しました。

本当にありがたいですね。

上記の書評を見て気付いた事としては、本作は以前に書いていた「わなびモノ」の小説にあたるのかなという点ですね。

「わなびモノ」は「名無しの挽歌」を書いた際に「これ以上のものは書けないな」と思ったので「地獄のリベンジメン」を最後に書かなくなりました。

ですが、その世界で突出するために奇妙な事をやり出したり、間違った方向に「空気を読んで」しまうのはどこの世界でも変わらないのかなとも思いました。

元ネタとなったブ〇イキングダウンだと対戦相手を口汚く罵ったり憎しみ合う事が礼儀のようにすらなっている気がします。

いずれにしても「誰がそう言ったわけでもないのに、率先して空気を読み合ってしまう奇妙な心理構造をこじらせた現代日本」をある角度から描く作品としては、それなりに意味のあるものになったのではないかと思います。

おそらくこの向きは一過性で、ブームが過ぎたら「そういえばアレが流行りましたね」っていう時代が来て、その次に新しいガチンコなりブ〇レイキングダウンが生まれてくるんだろうと思いますが、本作については今だからこそ売れて欲しいというか、読まれたら面白いなと思うのです。

まあ、作品が作品なのでおっかない人に絡まれる気がしないでもないのですが、上手い事隠れながら生きていこうかと思います(笑)。

 たたかう
 にげる
 あやまる
▶かくれる (ピッ)

あと、部分的には予言になりそうなところもいくらかあるので、そちらも楽しんで今の内に読んでもらえたら幸いです。

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