と言う本が今売れているそうです。私もそれがどういったものか気になっていたので必要なパートだけ読んでみました。
余談ですが私はこういった自己啓発本(これが当てはまるのかはわかりませんが)はすべての内容を読むという読み方はしておらず、『自分の求めているところ』だけ読むようにしています。すべてを受け入れるわけではない。それは、その著者のファンでもなければ信者でもないからです。
もちろん、すべてが納得いく内容ならば話は別ですが、そういったことは経験上稀です。
どうやらその本は初版が10年前であること、そしてテレビで紹介されたことが切っ掛けで再ブレークしたということがわかりました。最近はそういった再評価の流れが度々見受けられるような気がします。つまり、良いものは良い。時代が過ぎても見ている人は見ているのだと感じました。
内容としては、そうですね。一言でいうのならば『親友であってもその在り方、そのすべてを受け入れられるということはない』です。もしそれがあるのだとすれば、それは信者です。もしくはコピーされた存在、あるいは思い込みから生まれた幻想です。
また、これを読んで改めて思ったのは『そこに存在する全員と仲良くしなくても良い』と言うことです。嫌いな人がいても良い、そして仲良くしなくても良い、だって合わないのだから仕方がない。無理して合わせなくても良いのです。すべてとはいかなくともどこか一部分だけで良いから合う人と一緒に居たほうが幸せになれる。
昨今の疲弊した感のある現代社会としてはこういったバイブルと言うべき物が必要なのかもしれませんね。人付き合いに疲れている方はこの本を読んでみてはいかがでしょうか。