ある男の転落死体が発見された。その後日、無名だった薬物に「フォール・イントゥ・ヘブン(天国に落ちる)」という名が付く。
被害者の所有物から持ち主の記憶を視る過去視能力を持つ、鉱山県警察本部金剛区瑛珱警察署第一課属過去視特殊捜査課、通称「眼取係」の刑事である光谷晴子は、相棒の影浦鉄平と瑛珱警察署捜査一課橘班と共に事件を担当することとなった。
男の遺留品からは、新薬物と青い宝石のシルバーリングが発見され、晴子は指輪の青い宝石が女性の骨から生成されているものだと気付く。
転落事件は故意か、事故か? 男の死後、新薬物に何故その名が付いたのか?
晴子は、事件を取り巻く人々の哀しい真相を知ることとなる。
長文を目標にしていますので、読み応えがあると思います。
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