第三章【匣入り娘編】29 忌蔵襲撃―メリット・ラッキーセブン
https://kakuyomu.jp/works/822139836630414612/episodes/822139842098640047
下田が運転手を務める車に乗り込む四人。
黎明社の二人が、孝里と共に後部座席に乗り込むことに不満を抱く秀作。
「はあ!? アンタらも乗っていくのかよ!!」
「下田さんには許可もらったよ」
「何で同乗!? 五人乗りとはいえ狭いだろ!」
奏士郎と影倚はニンマリとチェシャ猫を想起させる笑みを見せた。
「「黎明社に絶対来るよう口説き落とすため♡」」
「乗れよ!!」
秀作が力強く後部座席のドアを開いた。
「よし。レディゴーレディゴー」
「イケイケGOGO〜」
そうして乗り込んだ後部座席で、孝里は黎明社に所属することで得られる七つのメリットを教授され始める。