みなさん、こんにちは。
宇露です。
いつも応援ありがとうございます。
「こ、今年中に……今年中に新シリーズを」と呪文のように自分へ言い聞かせているうち、こんな年の瀬になってしまいました……。決して推敲のせいではないのですが、磨いているとだんだん楽しくなって本文の執筆時間とほとんど変わらない時間をかけていました。
しかし、たかが推敲、ではなく本当に推敲は大事です。美容院で、梳いてくれないプロの方はいませんよね? 文章も同じです。梳けば梳くほど、必ず良い仕上がりになります。
あとは要領よくやれば、はい。
閑話休題、前置きが長くなりましたが、SF新シリーズ『The Lighte(ザ・ライト)』、開幕しました!
最初にお断りしておきますが、タイトルはスペルミスではありません。「Light」「Right」に鉱石の接尾辞「-ite (lite)」を組み合わせた造語です。
そんな新シリーズ『The Lighte』は、現在から半世紀ほど未来のお話。
無口(しゃべれない)な"レンゲの乗り物"に乗る青年・永有珠(エイウス)と、おしゃべりなヒューマノイド・ブルーテが津々浦々、旅をしながら人々や人ではないモノたちと出会い、別れ、自分たちを見つめなおしつつも、目的に向かって突っ走る中編冒険SF作品です。
お話の鍵となるのは、世界に10あまりしか存在しない謎の有合アート「ボタニカリト」。
ボタニカリトを造りだし、永有珠も持つという能力「ユニーカ」。
「人間扱い」されることを極端に嫌うヒューマノイドのブルーテ。
永有珠とブルーテの過去には〈彼〉、と永有珠がよぶ稀代の天才が深く関わっています。が、永有珠は〈彼〉を激しく嫌悪。その理由にはブルーテも関わっているようなのですが、果たして彼らの過去にはいったいなにがあったのか?
そして永有珠の目的の裏にある想いと、ブルーテのつっけんどんな態度のワケとは?
ドタバタな人と人ならざるモノたちが繰り広げる、笑いと涙、ちょっぴりダークな世界を乞う御期待ください!
以上、宇露でした。
みなさん、よいお年を。