みなさん、こんにちは。
宇露です。お元気でしたか。
いつも応援ありがとうございます。
さて本日、新シリーズ『The Lighte』第二巻、『The Lighte 〜ザ・ライト〜 《II》玉座乗りと植物公爵』を公開しました! たいへんお待たせしました。
……え、待っていない? そんなに照れないでくださいな。
今回の舞台は、南太平洋に浮かぶ“天国にもっとも近い島”、ニューカレドニア。謎の公爵がある物を手に入れるため、永有珠とブルーテを待ち受けます。永有珠も狙いあって公爵の牙城へ乗り込みますが、出発直前にブルーテと喧嘩してしまいます。
よく言えば素直、その実、先の事を考えていない永有珠にブルーテが怒るのも仕方ないかもしれませんね。
そんな永有珠も、確かな勝算があっての決意だったのですが、口下手というか照れ屋のせいでブルーテへ「早く旅を終わらせるため」などと言ってしまいます。
果たして、二人の旅は?
そして、公爵の狙いとは?
以下は、執筆中に感じたことの覚え書きです。
自分の作品では一シーンに集中しすぎて動きが少ない、という弱点があります。「丁寧に書こう」と考えるあまり、縮こまってしまうんでしょうね。
そこを克服するため、今作ではキャラクターに動いてもらおうと苦心したわけですが、読者のみなさんに届いたなら嬉しいです。
あとは、心情の表現。筆者にとって致命的な弱点です。そこが拙いから視点もブレるのだと思います。「何を考えているか知ったこっちゃない!」と突っ張っていた代償です、はい。
ならば、書き続けて弱点を長所に変えるのみです。書き続けた先にあるものを信じて。
それでは、みなさんまた次巻でお会いしましょう。
物語がひとときの安らぎとなることを願って。
ありがとうございました。
宇露 倫