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出勤中にネタが来る

近況というか日記のような呟きなんですけど。
こないだ車で出勤してたら、隣の車線に店名を書いたトラックが停まりました。

「森硝子店」

緑色の、それこそきらきらした森の木漏れ日みたいな硝子を想像し、そこから水硝子とか炎硝子とか花硝子とか、いろんなものを硝子に閉じ込めてみました。

色彩豊かな硝子が並べられた店内。
物腰柔らかなおじいちゃん店主。
迷い込んだのかい?とか言いながら、おいしいお茶をごちそうしてくれる。

疲れたのなら、少しゆっくりしていくといい。
森硝子を通り抜けると、小鳥のさえずりが聞こえる森の中へ――。
束の間の休息の終わると森硝子は役目を終えて砕けてしまう。

自然を完全に閉じ込めておくことは出来ない。
刹那的、だから美しい。
でも悲しむことはない。その美しさは君の心に鮮やかに残るのだから。

……みたいな話が、出勤中に浮かびました。
トラックの店名一つで話が出来るって凄くない?
ネタって、意外なときにポンって来るよね(笑´∀`)

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