出版社って650社ぐらいあるんですけど3割が赤字で
いよいよ終焉に向かっています。なお土地(不動産)などの事業も含めてですから会社は存続しても出版社としては無くなる。
そういう会社も続出します。
それが現実です。
若者のライトノベル離れ 約10年で市場半減のショック
https://kakuyomu.jp/works/16817330659071865553・2024年の出版社の休廃業は最悪ペース。1-8月で46件倒産/廃業
・652社のうち36.2%が赤字
・652社のうち「減益」が29.6%
(帝国データバンク調べ 2024年9月8日配信)
日本全国で1000万円以上の資本金ある会社のうち実に652社あってもう46社が倒産か廃業ですよ。よく私はラノベの公募に応募できるなって思います。
なお帝国データバンク社への登録すらも出来ない会社だって当然多数あるわけです。
みなさんは社会人のはずです。でしたら業界のリサーチはマストでこの業界に公募するってどういう事なのかなってことぐらい理解はした方がいいです。
なお増益の32%はほぼほぼ電子漫画主力の会社とみていいでしょう。
私だったら公募はしませんね。そんな酔狂な事は。
下手すると印税3%なんてほぼほぼ利益ゼロみたいな契約を交わされる可能性だってあるわけでして。本来印税収入って著者10%が相場なのにだよ?私はね、ちゃんと「公募」の時に印税率って公表してほしいんですよ。それで自分がどれだけ稼げるかってちゃんと分かるんです。
残念だけど数字は正直です。今更出版事業に新規参入する会社って無いでしょう。大学出版部はともかく。大学出版部は出版よりも教科書を刷る部門でしかないので。大学出版部は最近小規模大学にも増えてます。つまり思ったよりもこの数字は悪いと思ってください。大学出版部は学術本しか基本出版しないので逆に非営利の方が持ってるし本物は生き残るという証でもあるのでしょうね。
※なお大学出版部の書物は教授・准教授が半額ほど自分で払って出版するという形になっております。その代わり紀要論文を集めて書籍として出した准教授は「単著」として業績となるので教授に昇格出来るのです。教授なら修士合教員/修士丸合教員/博士丸合教員などにも昇格します。つまり院の指導教員にもなれるというわけですね。査読論文を1本も出せないままのくせにね。つまり大学出版部というのは事実上の「同人」出版です。そのかわり出世の道具になるよというとこです。大学で使われる教科書は全部とは言いませんが専門書込みという形でこうやって作られています。よってこれはもう商業出版とは程遠いわけですね。