『ある日の夜、私はちょいと出掛けようとオシャレなジャケットを着て、柄にもなくハットなんか被ってみたところ、フスマを少し開けてこっちをみてくるカミさんに、私が振り向いて(なんですか?)と聞いてみたら
(貴方?そんな似合わないオシャレして何処の女引っ掛けるつもり)っと、問いに対して私は(既に引っ掛かってる
嫁様がいらっしゃいます、そのような誤解はやめてください)ってお返ししたら、(ふ〜ん、分かってるじゃないの?浮ついた気持ちが私に見つかったら、貴方のことを、私がこの世から瞬殺で女にしてあげるわよ♡)
その時…(あぁぁぁ、何故私は、足かせが付いたような生活を過ごさなければ!)と若気の至りでデキ婚した5年と26日16時間29分前に時が戻って欲しいと思うばかりであった!
(怖いですよ、今日は、会社の同僚と
私の行きつけの飲み屋に行くだけですよ)と、訳を話したら(あらっ!本当かしら?そのお店って女性いるんじゃないの?)と言うから(そりゃいますよ、スナックですから)すると空かさず
(なんで、スナック行くのよ?居酒屋でも、カラオケでも良いじゃない?)と反論するので(あのですね、同僚の中村君は生まれてから30年間、口下手とシャイボーイが理由で女の子とお話しした事が無く、母親以外の女性を知らないと言うから、少しでも女性とコミ二ュケーション取れればと思って、スナックに行くだけですよ)
すると(本当にそんな話しあるの?作り話じゃなくて?)と言うから
(だったら中村君に電話してみればいいじゃないですか?)こう言いましたら(あら、怒ったの?)で
(怒ってませんよ、ただ気になるなら電話すれば)と、言ったところ
(冗談よ、冗談、まぁ 中村さんとホステスが会話してる動画は、帰って来たければ必要かしら?)
結局疑ってて、しかも何処から目線なんでしょうか?
まぁ 兎にも角にも、私は普段から鬼嫁様の尻に敷かれた、ただの酔っ払いと 話が落ち着いた所で、私の話を終わらせていただきます
最後まで、ご清聴ありがとうございました。』