あたしは、沢山書いてきた。
日記も、手紙も、愚痴や不満なんかも、
みんな文字にしてきた。
恥ずかしいのはだいぶ捨てたけど。
あたしが死んだら、この文章たちは
ただのゴミとして捨てられる運命。
祖父が亡くなったときもそうだった。
あたしは、祖父の書いたもの、欲しかったけど。
母も同じ。毎日、日記つけているけど、
母が亡くなったら、それどうするの?
少なくても、あたしは見ないよ。
だって、お母さんはお母さんでいて欲しいもん。
1人の人間としてのあなたがいるのは分かっているけど、闇があったらって考えると、怖いから。
まっ、あたしがいま書いているのも、結構ダークでヘビーだけどね。
書くきっかけでも書いたけど、
どうせあたしは死ぬ。
あたしが書いたものに価値なんてないのよ。
ホント。だから、ただの自己満。
それでいいの。
コロナで外に出られないし、
空想と想像の世界だけど、
あたしの想像は、現実に沿った想像。
やっぱり、頭、固いんだなぁ。
まっ、それも、あたしらしさか。
あたしはきっと、死ぬまでこのまま。
二十歳越えたら、そうそう人は変わらないよ。
とくに、内面の、芯の部分は。
パートナーには、小説のこと話してない。
きっと、あたしのパートナーは知りたがらない。
あの人は、そう言う人。
だから、好き。