とりあえず、本編の入力は完了しました。
あとは、エピソードを書くのみです。
エピソードは、個性的なキャラたちの目線で、主人公のことを語らせるのですが、不思議と書き始めると、それぞれのキャラが勝手に喋り始めるんです。
全然、自分が思ってもいないようなセリフが、自然とぽんぽんと出てきます。
結構、それが楽しくて、ついついたくさん書いてしまいます。
主人公は、本当に情けない奴で、なかなか成長しないのです。
自分で勝手に片思いして努力して、告白して付き合ったはいいけど、彼女と永遠の別れをしたら、旅に出て、彼女の日記を読んで、自分を見つめなおすけど、全然前に進んでいなくて、バカだなぁって思います。
幼い葛藤、幼い思考回路、モヤモヤして、現実とのギャップ。
ついつい主人公を格好よく書きたくなるけど、普通の人は、そんなにかっこよくない。
みんな、ダサくて、恥ずかしいことをしていたと思う。
それが、リアルな「青春」だと思います。
私は、自分が凡庸であると自覚しています。