第3部が始まりました。
第1部では、「私」「里中ゆうき」の向上を書きました。
第2部では、同じく「里中ゆうき」の下落を書きました。
第3部では、起承転結の「転」なので、「白糸葉子」の視点で物語りが語られます。
彼女の視点で、二人の思い出をなぞって行くのですが、彼女の考えは、やっぱり普通の17歳じゃないんです。
そんな17歳いないでしょ!ってツッコミたくなるのだけれども。。。
彼女は中学生の頃に、死別を経験して、引きこもっていた訳で、その間、ずっと一人でいろんなことを考えていました。やけに自制心が強かったり、理屈っぽかったり、流行りに興味がないのはそのせい。
この年齢に限ったことではないのかと思いますが、大抵女性の方が、男性よりも精神的な年齢が上な気がします。
私見ですが、だいたい3歳から4歳くらい、男性の方が年上だと、ちょうどいい感じのカップルになる気がします。
そうそう、ポケベル時代ってすごいですよね。
公衆電話に列ができて、女子高生がみんなポケベルにメッセージを送っていた時代。
しかも漢字は不可で、文字数にも24文字とか制限まであって。
今にみたいに、携帯もスマホもない時代って。どんだけ不便なんだよ!って思います。
スマホやPCのおかげでこうして書いている訳だし、支払いとか、電車のったりとか、マイナカードの申請とか、いろんなことでこの便利な情報機器ツールのお世話になって、もはやスマホなしの生活なんて考えられない。
でも、人間て、なければないで、その環境で精一杯生きてきたのだと思います。
両親や祖父母の時代なんて、もっと何もなかったのだから。