こんばんは、まんごーぷりんです!🥭🍮
明日21時、『凹レンズ越しに掴め』最終話更新です。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894474554また少し時間が飛んで、高校3年生の3月。
近所の公園で落ち合った美波と耀太。しかし今日も今日とて耀太はちょっぴりプンスカしております。
持っている才能も、性格も、すべてが凸凹だった美波たち。一緒にいると、自分の弱さが露呈する、そんな悩みを抱える関係から、互いに切磋琢磨しあう関係へ。そして、合唱祭を通じてサイコーの相棒になった彼らの間に発覚した秘密。
高校生になり、彼らの間に生まれてしまった溝。環境だとか、取捨選択の結果だとか、そういった退っ引きならない事情を乗り越えるのは、時として難しい。
高2の文化祭をきっかけに結成した、一夜限りのキーボードアンサンブルユニット。本番後に過労で倒れた耀太が吐露した、美波への割り切れない気持ち。
そして、徐々に本格化する受験。自分の進むべき道を選択しなければならない。
勉強に、将来に、趣味に、友情、そして恋愛。いつだって彼らは欲張りで。「どうやったら一番幸せか?」を問いながら、走り続ける。
「やっぱり『好き』と『必死』には勝てないんじゃないの」と結論付けるも、好きなことばっかりやっているわけにはいかない。
それでも、自分の『好き』に、一度でも真剣に向き合った経験があるのだとしたら、それはきっと将来の糧になるはず。
そんな思いを込めて描いた最終回となっております。
今、好きなものに夢中なあなたへ。
ときどき、頑張りすぎてしまうあなたへ。
どうかあなたにとっての最適解が、見つかりますように。