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【MITHRAS】海賊団襲来

ベヒモスが動くのと同時に、海賊団がミツライムに殺到しました。
この海賊団ですが、海の民です。いくつもの民族が一緒になって海賊をするというわけのわからない集団です。
海の民の活動範囲ですが、イタリアからギリシャ、トルコ、イスラエルまでととにかく広範囲。構成する民族も同様にイタリアからギリシャ、アルメニアやイスラエルまでの民族が集まってます。

ウルフをカナン語ではオオカミ(偉大な神)と呼んでいます。これが3000年くらい前からですと指摘できます。これ以前に狼とオオカミと呼んでいるケースがでません。
カナン語を母国語とするのは当時のカナンやアースガルドなのですが、偉大な神と呼ばれるオオカミがフェンリルとして登場します。
このフェンリルですが、北欧神話で魔獣とされますが、実はアースガルドの民をひとりも殺していません。なのになぜか怖れられてしまいます。外国勢力だからです。
ラグナロクではアースガルドの軍隊がいないのに、なぜか次の瞬間には敵がいなくなってハッピーエンドになります。外国勢力が戦っていて、勝ったのがそれだからですね。ちなみにロキが嫌っているのが狼です。狼はロキの敵だと言っているようなものです。
フェンリルが外国勢力と判れば、海の民の話に戻ることができます。そこにフェンリルを大神と呼ぶ勢力がいるからです。

当時の狼がオオカミである所以は、魔法みたいな技を使うからだとされます。
海の民を構成する民に魔法使いの伝承があるか調べると、思いっきりキルケーの魔女が出てきます。

海の民は、最終的にはトロイア戦争にも絡んでオデュッセウスを勝利させるのですが、この知将は当然海の民の軍師とも仲が良いのです。そしてトロイア戦争の最後で語られるのがオデュッセウスとキルケーの魔女が一年くらい談笑するそれ。

キルケーの魔女は海の民の軍師だと暴露されているようなものです。当時のトロイア戦争では獣になりますまして偵察などを行っていました。これが北欧神話でベルセルクと呼ばれるようになるのですが、キルケーの魔女が使う偵察が狼になりすましていたことが狼とオオカミと呼ぶ由来になったと推察できます。

海の民は言語の違ういろんな民族が集まった集団ですが、これを束ねていたのがキルケーの魔女。そしてその海の民が当時のエジプトを攻めていて、同時にエクソダスが進行していたと考えると、

エクソダスに出てくる魔法です。あれ全部キルケーの魔女からんでますよねって指摘ができます。海が割れたとか、赤い川だとか、杖が蛇になったとか。
YHWHの隣にキルケーの魔女がいるんですけど。

そうキルケーの魔女は高い確率でYHWHのところの軍師です。この人たちがラグナロクを制していて、フェンリルと呼ばれているのもこの人です。オーディンを喰ったとされるとのは、殺したのではなく仲間にしたという意味だと思われます。

【MITHRAS】ではリッリに頑張って貰っていますが、本物の軍師はまだまだ後で登場する予定です。

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