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【MITHRAS】ついにエクソダス始まる

モーセが表舞台に立つのと同時に、ムルムルやエキドナは退場していきます。ただそのエキドナは、海賊が来ていることを危惧します。

実際にこの時期エジプトにあるのは、エクソダスの伝承ではなくて、海賊団に打ち勝った話です。
この海賊団ですが、さまざまな国の人間が集まった大海賊団であり、当時のエジプトと喧嘩をするほどの勢力です。

この海賊団はギリシャ沿岸にも出没し、ヒッタイトを滅ぼしたとも言われます。ヒッタイトはエジプトと並ぶ強国ですが、海賊団が国を落とすというのだから驚きです。

この海賊団ですが、公用語がないと連携がとれないです。この公用語ですがカナン語と推察できます。実際にいろんな国の人間が集まって国のようになっていた場所があります。イスラエル建国前のカナンです。ここに十二支族と言う言葉も残りますね。
この一二支族は、イスラエル建国後はユダヤの兄弟とされますが、建国前は12支族使っている言語が全て違います。考古学的にも海の民の本拠地ではないかと疑われるところがありますが、思いっきりここですね。

つまりカナンの軍隊が動くとエジプトを襲った海賊と同じ構成になるわけです。エジプトを襲った時の海賊団にはヘブライ人やユダヤ人が含まれていません。ここも面白いところですね。

つまりこれがエクソダスが起きた時にエジプトに起きていたもう一つの戦争であった可能性があります。

エクソダスでは、YHWHが現れてモーセに指示を出すのですが、その間YHWHは何をやっていたのでしょうか。と考えると、エジプトは海の民という海賊団に勝ちましたとありますが、実際には陽動作戦にのっただけで、海賊の目的は最初からモーセたちのほうだったと思われます。

さらにこの海賊の構成を見ると面白いことがわかります。

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