昨日、もはや当然のように夜勤明けに加古川寺家町商店街にあるかわのまちリビングの私設図書館つんどくにお伺いいたしました。
目的はもちろんまたも本の追加。
性懲りもなく誰かに読まれているのか分からないのにもかかわらず自分のツボ本を置かせてもらいました。
もはや一棚オーナーにもかかわらずスタッフさんに頼んで二棚占拠させていただいております。
欲というものは恥ずかしげを持ったままでも自分を動かしてくるのだなと実感しながらも、本の配置を悪鬼の如く真剣に取り組んでしまってましたね。
心の中では、『飛べない豚はただの豚で、読まれない本はただの悲しみでしかない』という宮崎駿マインドワード(?)を連呼しながら並べるのは楽しいのか何かの枷なのかも分かりませんがとにかくここに並べたぞと。
僕の魂を形作った本たちをどこぞの誰でもいいから伝えるべく、わざわざ新刊で購入し直したりした本たちを置けたんざぞ!と執着心と期待としがみつきをスタッフさんにはバレないようにしながら置きました。
今回追加したのも当然傑作揃いです。
名札のある棚には笑いの本だけセレクトしてますが、下の棚には突き刺さるくらもちふさこの名作『駅から5分』など少女まんがなどもセレクトしてみました。
ラインナップには自信がありますけど、来ていただける利用者がビジネス関係やお子さん連れのママさんなどが多いようで、独身100%を貫き通している(別にこだわっているわけではなく女性の方が素通りしている)三十代男子のツボと合うかは皆目検討がつかないので、3ヶ月借りたんですがもしや一冊も借りられなくて終わるのではないかと恐怖と悔しさでおののいております。
ぜひ加古川にお越しの際は加古川駅徒歩5分以内の寺家町商店街のかわのまちリビングに訪れていただけるとこれ幸いです。
店内ならカフェコーナーなどもあって売っている駄菓子をつまみながら無料で本を読むことはできますので(駄菓子は有料)
かわのまちリビングは、朝は9時から夕方は5時半まで、日曜日以外は開いております。
もしかしたら夜勤明けの朝9時過ぎにヘロヘロフラフラ状態で、無駄に紳士なハットとアニエスベーの眼鏡を掛けて誰に向けてかオシャレ武装して読書している小柄なおじさんがいるかもしれませんが、そいつのことは無視していただいて結構ですので。
ただの優れた作品はもっと読まれてほしいなぁ、と思っているだけのおじさんの風貌をした子供が座っているだけです。