ここなら誰も来ない。
誰も読んでくれない。それでいい。
僕の近況ノートなんて誰が読みたい?
つらくてつらくて吐き出さなくちゃいけない言葉が胸の中に溜まりすぎている。
こんなに文章を書くことがつらいんなら書かなきゃいうんだけどもそれはもう許されないほどずっと逃げ出してきた。十代の頃から書きたくて書けなかった。
ずっと書かなけりゃとと書くことの恥ずかしさと惨めさを見ないように過ごしすぎて生きながら死ぬことになってしまった。
もう死にたくない。
ずっと死んだまま生きたくなんかない。
Twitterで54字の物語から始めた。
短期間でNo.70まで書けるほどスラスラ物語が出てきた。
救いようもない物語がほとんどでたいしたいいねもつかないけど、とにかく書き始めてしまったのは事実で苦しいけど確かに実感があった瞬間もあった。やっと掴めたと。でもその直後にはすぐさま揺らいで崩されまた元の自分に戻らされる。
毎日情緒不安定にならざるを得ないほど魂から醜い物語をぶつけてフォロワーさんを困らせてもいた。
こんな糞みたいな現実を叩き潰してやると憤怒と敵意と悪意をこれでもかと誰かに向かって投げつけた。それは誰なんだよとどう考えても自分でしかないんだけど殺す気で書くしかなかった。
一番傷ついたのは馬鹿な自分だけどそれと同じぐらい他人を傷つけたと思う。
なんでこんなに文章を書くことがつらいんだろう?
なんでこんなにさらけ出して取り出さなくていいトラウマを物語に乗せなくちゃいけないんだろう?
なんで救われたくて書いてるのに殺さなくちゃいけないんだろうか?
楽しませなきゃと思ってるのにどこもかしこも血だらけにしなければ済まないんだろうか?
やっと家族小説を書き始めてまったく自分とは違う壊れてしまった夫を見守る主婦視点の話を書き出した。
すべて捨てて猫のように丸まってしまった夫を家族と楽しく見守る家族の話だ。
壊れてしまった夫は僕に決まってる。
彼は立ち直れない。
ずっと猫のままだ。
でも家族は見捨てない。
俺だって俺を見捨ててなるもんか。
小説の中だけでも居場所を与えてやる。
この物語は最後まで書きたい。
ラストはもう書いてる。あとはあいだだけだ。
それが全然思い浮かばないんでこんなとこに書き込んでは憂さを晴らしている。
今日はもう無理だけど明日こそはね。
じゃあ夜勤戻るよ。
それが一番つらいのさ。