こちらの活動ノートは「20年前、ダンジョンは異常空間と呼ばれていた」のネタバレを含みます。
お読みになる場合は、こちらの作品の最終回をご覧になってからをおすすめいたします。
https://kakuyomu.jp/works/16818093073767236134/episodes/16818093079386636947あとがき
■元ネタの話
まずは拙作を最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!
書きたいことが特にあるわけではないのですが、終わり方が終わり方なので……こういう作者のメタい言葉によって辛さを和らげられるかもと思い書いております。
いつぞやTwitterで書いたのですが、実はこの作品は呪術廻戦の二次創作のような発想から始まっています。
ズバリ、「夏油が百鬼夜行の前に、記憶喪失かつ高校生の頃の外見で五条の前に現れたらどうなるだろう」というifですね。
この作品に当てはめると、つまり夏油=ルカ、五条=セイジです。女体化しとるがな!!
当然それなりに原型がわからないようにいろんなエッセンスを加えてはいます。
ルカの闇落ちの原因は微妙に違いますし、戦闘力は元ネタは五条>夏油ですがこちらではルカ>セイジだったりね。
彼らが男女だったらという想定とかもいろいろ入っているので、まぁ関係性は元ネタからだいぶ変わっていますね。
そういうわけでこの作品の主要人物は二人しかいないわけです。出発点が2人だけだからね。
■テーマソングの話
ここからはほぼ布教みたいなキモいオタク語りなんですが、この作品にはテーマ曲がいくつかあります。
玄野は作品を作るとき、結構テーマソングを設定し、その内容にちょっと沿った話を作ります。
多くの人が感動している歌の歌詞を練り込むことで作品の評価が上がるのではなかろうか、という打算から来るものですね。
まずエンディングテーマとして想定したのは、flumpoolさんの「残像」です。タイトルも近い
全編通して、亡くなった恋人を想う内容のもの悲しくも美しい歌です。できれば聞いてみてください。聞きながら最終回を読むといい感じかもしれません。
次に、「oath sign」です。こちらもかなり作品に要素を入れているんですが、特に
「悲しみを知って 喜びを知った
弱さは君を変えて 立ち止まったとき剥がれ すべてを壊した」
このあたりはルカ闇落ちの要因として盛り込んでおります。
次に「to the beginning」です。Fate/Zeroばっかやないけ!
「君を選んで たった二人の 歓びを探せたなら」
とか、
「君と生きた日々のすべて 優しい歌」
とか、第3部はかなりこの歌が関わっております。
最後に、「閃光」です。連邦に反省を促すための歌じゃなくて歌詞もちゃんといいんですよ。
「あどけない夢掲げた 痛みを知らない赤子のように」
「揺れる心隠した 痛みを覚えた子供のように」
「あどけない夢思い出す 心を落とした大人のように」
ここらへん、ルカとセイジにマッチしていると思います。
と、まぁそんな感じの歌を聞きながら、幸せだった頃とかを読み返し、辛い気分に浸ってもらえたら嬉しいです!!
しばらく毎日投稿は休みますが、いずれまた何かしらの作品を発表したいと思います。そのときはバッドエンドじゃないやつをやりたいですね……。
これからも玄野久三郎をよろしくお願いいたします!