こんにちは、金色のクレヨンです!
タイトルは比較系になっていますが、アドラー心理学に思うところがあるわけではないのであしからず(笑)
分かりやすさを重視してこのようなタイトルにしました。
最近、二つの作品に影響を受けました。
・FBI特別捜査班
・しょせん他人事ですから
前者が海外ドラマ、後者はマンガです。
特にFBI特別捜査班(以下、特別捜査班)は複数シーズンに渡って鑑賞していることもあり、色々と考えることが多くなりました。
政治的な発信は控えますが、国際情勢が複雑化していることも考えさせられる一因です。
また、しょせん他人事ですからは主人公の弁護士がSNSで誹謗中傷された人を助ける話ですが、Xユーザーである自身にとってリアリティを感じられる内容でした。
両方の敵役(かたきやく)に共通しているのは葛藤を感じた時に、誰かを傷つける行為に出てしまい代償を払わされるという結末です。
特別捜査班ではニューヨークが舞台=海外のことで登場人物の大半がアメリカ人であり、日本人の自分がリアリティを感じることは難しい側面があります。
その一方で一定数の日本人がとても傷ついた経験をしたとしても、他害に走ることなく自重していることに意識が及びました。
言うまでもなくひどいことがあったからといって、見境なく誰かを傷つけていい理由にはなりません。
ただ、人の心は繊細なので、その痛みに耐えられずに八つ当たりになるようなことをしてしまうことも少なくないでしょう。
環境的な違いから背景を比較できないものの、それでも誰かを傷つけない思いやりを持つことの大切さについて考えるきっかけになりました。
ところで、いじめやパワハラなどで傷ついた経験の影響を軽くするのは簡単なことではありません。
以下に箇条書きで理由を取り上げます。
・日常生活の中で専門的な知識を手に入れることが難しい
・身近にどうしたらいいか知っている人が少ないことが多い
・本当は傷ついた経験が影響しているのに周りが無関心
・本人も気づきつつあるけれど、なかなか認めづらい
ざっくり書くとこんな感じです。
私自身の経験では社会人になってからのことより、十代に起きた出来事の方が解消に時間がかかった感覚があります。
おそらく、人格形成に重要な時期で大人よりも感受性が豊かなことで、傷ついた経験の影響も受けやすいのだと思います。
では具体的に何ができるでしょうか。
これを読まれた方が思い当たる節がある場合、ストレス強めの環境から離れる。
そういった刺激を受ける場面を減らすということが考えられます。
例えばトラウマになるような出来事が過去にあったとして、現在進行形で接しているものはトラウマとは関係ないことも多いと思います。
その上でそれ自体がトラウマにならないとしても、ストレスを受けることで回復のプロセスが遅れてしまうことも考えられます。
傷ついた経験があっても他者を傷つけないことは尊いですが、本人が自分自身を守るためにストレスから離れることが重要です。
閑話休題。
しょせん他人事ですからを絡めて、同じテーマについて書くつもりでしたが、ボリュームが多くなったのでまた今度にしたいと思います~。
ちなみにこの作品はSNSで誹謗中傷した際、開示請求→その後の展開までを生々しく描いているので、現代人必読の書と言っても過言ではない内容です(笑)
これを読んだら、書きこむ際の言葉に気をつける人が増えそうですし、Xの治安が劇的に改善すること間違いありません!
このマンガのURLを載せておきます
https://younganimal.com/series/a8c1ab1ce0788というわけで長くなりましたが、最後までお付き合い頂いてありがとうございます。
何かしら考えるきっかけであったり、お役に立てたりしたのであれば幸いです。