https://kakuyomu.jp/works/16817330668725071128/episodes/16818093076065985995誰だ？僕だよ。
というわけで魔導騎士団長登場です。出すつもりなかった……やべー人だから。
でも一番やばいのは第四王子なので。魔導騎士団長は物語を壊すけど、第四王子は物語を終わらせるタイプなので。
まあ魔導騎士団長曰く
「第四王子が出てくると全てが面白くないんだよ。わかる？彼が出てくるだけで全てが幸せな結末さ！悲しんでた人の涙を止めて、苦しむ人を救い、死に行く運命を打破する！
かーっ！完璧な主人公なんだよ！でもね、それは他者の成長を奪うと同じなんだ！
悲しみを糧に強くなることも、苦しみから抜け出す勇気も、死に行く運命に立ち向かう覚悟も！彼は全て台無しにする！
それが最高？は！最悪もいいところさ！なにせ彼はその場だけの英雄で、めでたしの『その後』なんて考えていない！
だから他者が歪む！僕ですら彼と本気で関わったら悪役街道まっしぐら！固有名称『魔王』だって彼がいたから狂ったのさ！
いいかい？本気で真面目にいい終わりを迎えたいのなら、あんな英雄を頼るもんじゃない。君自身の手で掴まないと、何も終わらないのさ。
あー、やだやだ！彼の話なんてするもんじゃなかった！全く僕らしくない！
彼がいれば大丈夫なんて話、もうやめてくれよ。それは幻想だ。現実なら地獄の方がマシだね。
ま、だから彼は呪われた。魔王の愛は重いね。誰でも救える彼だけど、彼自身は救えないようにしたんだから。
永劫とも言える時間を使って愛の呪いを探す旅なんて、あれで気が狂ってないのがおかしいんだよ」
とのことです。
まあなんていうか、ここまで読んだ人はわかると思いますが……魔導騎士団長の台詞すっごく作りやすいので長くなりがちなんです。
なるべく短くなるようにしてますが……うん、書きやすいってやつです。
というわけで完結までに存在などは仄めかしても、第四王子は絶対出しません！あれが主体で出るとガチで話が終わる！望む望まないの話ではなく、終わるんですよ……怖……