https://kakuyomu.jp/works/16817330668725071128/episodes/16818023213159353295というわけで、転生失敗スライムが50話到達&PV1000超が同時に起きた日になりました!
これも日頃から♥や星などで評価をくださる皆さんのおかげです。
どうもありがとうございます。引き続き転生失敗スライムをよろしくお願いいたします。
知り合いの作家さん情報だと、カクヨムコンの読者選考も明日か今日までとか。
そんな大事な局面で更新した内容がおっさんずの激重感情……?なぜ……?
浄化遠征終盤です。
おっさんずの濃厚な感情の渦を書けて満足しているのですが、こんな幾多にも記念するべき日に更新する内容これでいいの?とか思ってます。セルフええんやで。
まあ詳しくは50話を見てください。
今回の話名は今までの中で1番しっくりくる&即決だったので楽でした。
この下は50話のネタバレ的なものとなりますので、まだ読んでない方は先に50話を読んでくださいね。
ではネタバレという名の弔い場はこちらです。
一人称僕おじさんことバカアが成し遂げたかったことはガチでアレだったので、ハナヤは一生救われません。
ずっと理想の自分だった友を殺したことを背負い、半身を失ったまま生きていくことになります。
まあその顛末は次の3束あたりで書くかもしれないですけど。
バカアは自分の全てはハナヤから半分もらったものと認識してますが、バカア自身が生み出してしまったのが「ハナヤへの愛」です。これは友愛でも敬愛でも、お好きな解釈でどうぞ。
どんな形でも、彼の愛がハナヤの消えない傷となった上、彼らの話はここで終わりだからです。
本当に愚かで「馬鹿だな」が似合う男が、バカア・ダーナだと思います。愚かな人類枠として素質がありすぎる。
なおこの名前をつけた(3分くらいで考えた)時は、ここまで似合うとは思っていませんでした。
名は体を表すといった形ですね。ははは。
ハナヤにとってなりたかった自分という形がバカアだったのでずっと苦しみましたし、これからも苛まれます。
お互いに理想を見ていた鏡写しの瓜二つおっさんず。
濃厚すぎてニンニクマシマシ油多めバリカタ豚骨ラーメンみたいな味わいです。重いわ。
じゃあ最後にヤドロギですね。
なんと出てきた話数は2話のみ!出た次の話で消えました!その割には個人的に気に入ってます。
魔物は感情が薄いのですが、それすらもスケルトンになったバカアに壊されてしまったのです。
死せるおっさんに狂わされてしまったヤドロギは直感でついていき、結果としてジャルネット村付近の瘴気噴出地点を大きく広げた元凶となりました。
え?じゃあ頭角魔物はどっちなの?と聞かれると、実はヤドロギとスケルトンおっさん両方でした。今考えました。
魔物の多くはヤドロギによって寄生されてしまい、指令に従うだけの存在でしたが、その他にもスケルトンおっさんの強さを盾に好き放題してた魔物達もいました。
まあスケルトンおっさんは我が友探し続けていて、その他は全く眼中にありませんでした。読み通り、ヤドロギの存在も知りません。
でもヤドロギにとってそれでいいのです。
スケルトンおっさんについていったのも、群れを作ったのも、瘴気を広げたことすら全てが、小さく狭い世界を壊してくれたことへのお礼なのです。
スケルトンおっさんが夢を叶えたのを見届けて、彼は生まれて初めて生きててよかったと思えたのです。
魔物には魂はありません。
転生するには神の力を借りないといけませんが、矮小なヤドロギ一匹を目にかけてくれる神様はいません。
死出の旅路を付き合うこともできず、次の生も存在しません。それでも彼は幸せでした。
だって彼は精一杯生きたのですから。
とまあ、こんなところでいいでしょう。
長くなってしまいましたが、バカアとヤドロギが動くお話は50話で終わりです。
こういうのを話に組み込むといつまでも終わらないので、ここで消化しました。
では51話以降も頑張って更新しますね。小話が長いとアレなので、なるべく本編で消化したいところ!