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ウェポンスピリッツの今後について

カクヨム投稿の処女作であり。人生で初めて書いた数十万字を越える長編作品である、「ウェポンスピリッツは未来に継げる!」ですが。

予定よりも早く、また、伏線や設定も回収せずに、結末を書くことにしました。

 この一年間、「ウェポンスピリッツ(以下WS)」の投稿をストップし、受験勉強に励んできました。その裏では、物書きの先輩の下で、大賞に応募するための小説を書き、本当に多くのことを学ばせて頂きました。
 その結果一年前の自分と比べ、「文章」「設定」「キャラ」「小手先の技術」「物語の組み立て方」に差を感じるようになりました。そんな状態で、いざ「WS」の続きを書こうと、今まで書いてきた話を読み返し、当時プロットだと思っていた資料集を見て、思わず言葉を零してしまいました「……わからない」と。

 結末までの時系列と話の順序、必要なデータは用意しているのに、この先どう書けばいいのか分からなくなってしまいました。自分が書いた文章ではないようにすら感じました。
 理由はすぐに分かりました。今の自分から見ると、全てが『雑』だったのです。

 当時の自分、「WS」の話の設定を考え文章を作った、中三の自分。
 設定を練り直し、きちんと人に見てもらえるような話しにしようと考え、文章を添削した高一の自分。
 どうして読んでもらえないのか、面白くないのか、自問自答を繰り返して添削と宣伝を繰り返した高二の自分。
 最大の力を振り絞って書いていたのは、自分のことなのでよくわかります。でも、あまりにもこれまでの自分は小説を書くための下地を知らなすぎでした。

 そのため、「WS」には、無理がありすぎる設定。多すぎるキャラクター。作者都合の展開。必要以上の解説。読者が知りたい情報の未提供。が散乱していることに気づき、それが我慢できなくなってしまいました。

 しかし、ここまで書いて未完で終わらせる。放置するのは、死んでも嫌です。なので、スーパー駆け足で。最悪一応の終わりの形だけでも整え、幕引きを図るつもりでいます。
 そのため、今後の展開では、全く触れられない設定、キャラ、伏線などが連発されます。無理がある繋げ方もするかもしれません。
 楽しみに続きを待っていてくれた読者の皆様には、本当に謝罪のしようがございません。

 それでも、これからも自分は小説を書き続けます。いずれ「WS」を超える長編作品を書く日が来るかもしれません。もしかしたら、「WS」を完全完璧にした、リテイク作も書くかもしれません。
 それまでどうか、楽しみに待っていてください。

 ここまで読んでくださり。ありがとうございます。これからも、古魚と、古魚の作品たちをどうぞよろしくお願いします。

1件のコメント

  • 色々と葛藤された上の決断なのでしょう。
    それらの積み重ねが実となることを微力ながら応援しております。
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