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【ワンショットを捉えた物語】

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「これしか残ってなかったの」
「そっか、まあいいや、ありがとう」
そう答えるのは隣の席の孝也君だ。
私は今日の卒業式で首席を務めた彼に、労いの言葉をかける。
学食の自販機に、彼の好きなジンジャエールはなかった。
だから、申し訳なく渡す。
それでも彼は感謝の言葉を返してくれる。
私はそんな孝也君が、好き。
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